2007年3月 さよなら九州旅行 第2弾! その3
(ファイナルは南国・宮崎へ!)


野生の御崎馬の都井岬!

お腹が減って来た・・・気づけばもう〜ランチタイム。昨夜期待した青島観光ホテルにて、伊勢エビの刺し盛りがイマイチだったので(姿盛りじゃなかったのがどうも・・・)、やはりパパが悔いを残さないよう再度立派な伊勢エビちゃんを食べておきたいということで、鵜戸神宮から少し青島方面へ戻って、伊勢エビ料理で人気の「レストラン大海」へ。さすがランチタイムとでけあって見店内は超満員。でも、運良く入店するや2Fの座敷室をゲット。子連れにはすごく良い座敷だ。おそらく夜は民宿に使うんだね。

パパママはもちろん伊勢エビコースだ。同じ伊勢エビコースでも料理方法をリクエストできる。パパママ各々タイプをかえて、パパが活き造りで、ママが塩焼きで注文。メインの前にサザエの壷焼きなど貝類が登場!実は、このサザエなどすごく美味い!加えて、鯛のお頭付きの活き造りも登場。これだけでも十分だろう・・・ってくらいのサイズだ。鯛ばかりか鮪、烏賊などすごいボリューム。もちろん美味〜い!続けて登場してきたのが期待の「伊勢エビの活き造り」。そうだ、こういう風に頭と尾がついてこないと駄目なのだ。先ほどまで生け簀で元気だったのだろう。プリプリですごい歯ごたえだ。もちろん美味い!

ママも昨夜の「伊勢エビと違う〜!!!」と大興奮。ホントに違うのだから不思議だ。絶賛しているパパママを見て、良太くんが興味を示して来た。やはり「これ美味しそう、食べた〜い!」だって。あぁ〜パパの分がガンガンにとられていく〜。プリプリで甘〜い。やはり流石伊勢エビだ。
パパもようやく伊勢エビの活き造りを口に出来て、大満足。あぁ〜美味いや。続いて、ママが注文した伊勢エビの塩焼き登場。これは香りがたまらない。アルミホイルを空けると鳥肌がたつほどになちゃった。活き造りも美味いけど、塩焼きも抜群だ。特に蟹味噌のところなんて最高だ。
伊勢エビは高価だけどやはり満足度も高いですね。特に活き造り&塩焼きのWで頂けると最高だ。どちらも甲乙つけがたい。そして、〆は先ほど厨房に戻っていった伊勢エビ君が味噌汁になって帰ってきました。お待たせの伊勢エビ味噌汁です。これが最高ですねぇ〜。なんと刺身定食を注文していた良太くんにも立派な味噌汁がついてきて、ご機嫌な良太くん。
味噌汁の伊勢エビちゃんにはまだプリプリの身がついていて美味しく頂ける。これ贅沢でいいねぇ〜。あぁ〜大満足。昨夜の伊勢エビが味はほどほどだったけど、どうも納得できなかったので、これでパパ大満足になったようです。お腹いっぱいになったところで、ここからはしばし日南のシーサイドコースを爆走。とにかく宮崎は高速道路が縦に走っていないので移動がたいへんだ。日南、南郷等を通過して、宮崎の最南端の都井岬へ。いやぁ〜遠い。どこにも寄らずに走っても宮崎市内から2時間はかかりそうだ。つかれたぁ〜。
都井岬には、御崎馬と言われる天然記念物の野生馬が生息していることで有名だ。この御崎馬は約300年前に軍馬が放牧され、野生化されたものだそうです。現在、ここ都井岬で約120頭が生息しているらしい。都井岬は御崎馬のためにしっかりと管理されており、駒止の門にて入園料のような協力金を支払ってからゲートをくぐる。そこから先は、道路だろうが、草地だろうが、ホテルの駐車場だろうが野生馬だけにどこにいても可笑しくない。早速、崖のような上に御崎馬発見!続いて、草地に仲良しのグループを発見!
御崎馬には危険なので近づかないようにと言われたが、すごく大人しく人懐っこい。頭をなでても全然平気だし、良太くんが草をちぎっては与えると食べてくれるのでホント可愛い。それにしても雄大な光景だ。のんびり草を食べる野生馬と、延々と続く太平洋・・・。何かここだけ時間が止まっているようなホントのんびりとした空間です。
都井岬の最先端に灯台がある。入場料が\500とぼったくりの世界だが、ここまで来て入らないのもしゃくなので、仕方ないが支払って入場。しかし、ここからの絶景は素晴らしいものだ。感動ものです。日南海岸の最南端なだけに、ここからの眺望は、大隅半島、屋久島や種子島などダイナミックだ。今日はちょっと曇り空なのでイマイチだったかもしれませんが、それでも感動ものです。
白亜の灯台を後にすると、今度は野生馬ではなく猿たちの群れの登場。野生馬はホント大人しく可愛いが、こいつらは正反対で厄介者だ。ちょっとのスキをすいて何か盗もうとしている。ちょっと眼があうとすぐに牙をむいてくる。怖〜い。いたずらされる前に逃げよう。すると、再び御崎馬発見!

すごい崖の上で1頭のんびり草を食べている。崖の下にはもちろん太平洋。これぞ想像していた通り、都井岬のイメージそのものだ。ここでは、皆静かに御崎馬を眺める。何か騒ぐのが不釣り合いに感じてしまう。そんな独特な空間だ。都井岬は、あまりにも遠いため、今や寂れた観光地となってしまった。ほとんどの観光客が、鵜戸神宮止まりで引き返していくため、都井岬まで足を運ぶのはライダーたちがメインとなる。

せめて高速道路がもう少し近くまで来ていていれば良いのだろうが、往復約3〜4時間はかなり厳しい。おそらく2度と訪れられない場所の1つかも?可愛い御崎馬たちと別れて、来た道を戻る。日南まではかなりクネクネ道で、キッズたちは後部座席でグロッキー。可哀想に・・・。予定よりかなり遅れて宮崎市内のホテルへ到着。それにしても都井岬は遠い。宮崎は広い。18時に予約してあった宮崎の名物店「軍鶏隠蔵」を19時に時間変更。

ロングドライブの疲れを少しとってから、いざっ「軍鶏隠蔵」へ。宮崎の観光マップであればどれにも必ず掲載されている宮崎地鶏の名物店だ。皆さんご存知の鳥インフルエンザの影響で、宮崎地鶏の店はどこも大打撃だと聞くが、ここ軍鶏隠蔵は全く別で、予約必須の状況にかわりないとのことだ。今宵のホテルの近くの「鳥の里」と悩んだが、半個室が用意できることが決め手となった。気にされる方は、この時期に地鶏???っと思うかもしれないが、我が家は全然気にしない。
早速、名物の鶏もも炭火焼き登場。最初は胡椒がぴりっと効いたバターペッパー味だ。う〜ん、美味い。軍鶏隠蔵の人気の秘密は極上の鶏にある。ここで扱う鶏は全て「みやざき地頭鶏」で、天然記念物の地頭鶏を交配しつくりあげた宮崎の特産鶏です。やっぱり地鶏は美味いねぇ〜。コリコリとした歯ごたえがたまらない。続いて珍品の幻とメニューにはある「白肝刺身」。うわぁ〜美味そうだ。それも予想に反してすごい量がきた。
口にすると、すごに溶けてしまう、そして甘い。こりゃ噂通りの味だ。肝系大好きなママもこいつには即太鼓判。とろける味わいを上手く説明できないのがホントむなしい。これ食べただけでも、軍鶏隠蔵に来て良かったと、つくづく思う程の味です。生意気に良太くんも美味しい!とバクバクと頂く。おいっ、高いんだから子供の味じゃないんだぞっ!
キッズに人気だったのは、ママの好物の鶏のユッケ。こりゃ予想通り美味い。モモ炭火焼き、白肝刺し、ユッケとどれも美味いので順番に口にする。ここ軍鶏隠蔵はまさに名物みやざき地頭鶏の専門店。鶏以外のメニューはないので鶏好きにはたまらない。もちろん、いろいろあるので飽きてしまうことはない。但し、他に海鮮ものなども味わいという方は、「鳥の里」の方が良いかも?

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最終日は高千穂峡へ!

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