2006年6月 萩津和野旅行! その3
(松下村塾はじめ萩散策、萩焼ロクロ体験挑戦!)

確かに憧れの「見蘭牛」ステーキはホント美味かった!誰もが認める高級牛の味だ。では、続く生肉はどうかな?メニューでは見蘭牛の刺身となっていたが、刺身?というかサラダって感じなのかな?専用のおろしだれにつけて頂きます。これが、思わず顔が緩んでしまう程美味い。さすがだ。それも、通常どこでもブランド牛の刺身等はホント控えめサイズで、奥歯が喧嘩してしまう位だが、今宵は違う。もうちょっと上品でも良いのでは?というくらいドサッと盛ってあって、しっかりと味わえるサイズで嬉しい。パパの満足顔見た良太くん、早速つまみ喰い。またまたやられたぁ〜。悔しいけど美味しかったそうです。

すごく悔しがるパパ、美味しいと騒ぐお兄ちゃん・・・その光景を見ていれば、当然第3者も興味がわいてくる。次に菜優ちゃんが「菜優も欲しい」とおねだり状態。仕方なく菜優ちゃんに1切れプレゼント!これまた3歳児も美味しさわかったらしい。「美味しい〜!もう1枚ちょうだい〜」だって。こいつら小さい癖に良いもの食べさせすぎたかなぁ〜?ホント美味しそうに食べられた。う〜ん食べられるのが癖になってしまってる〜。続いてメインの見蘭牛のしゃぶしゃぶ登場!わぁ〜きたぁ〜・・・。再び胸が高鳴る。

お膳の上にセットされたしゃぶしゃぶ見て、皆大歓声。ステーキにはじまってしゃぶしゃぶで閉める。まさに見蘭牛三昧だ。口に出来るだけでもラッキーなのに、ホント嬉しい一夜になりました。ママ&理江ねねも早速しゃぶしゃぶ頂きます。口に入れるとすぐに溶けてしまいそうだ。我がファミリー&理江ねね、至福の時である。

パパだっていっちゃいます。先ほどと同様肉が厚くデカい。よって、喰いごたえ有りだ。肉喰ってるぞ〜って感じのボリュームだ。それにしても、期待の見蘭牛大正解でした。たまたま予約した日が、運良くたった数日間(1週間なかったねぇ)の期限限定で企画された見蘭牛グルメプランにフィット。そうそう喰えるものではない、ホント、ラッキーだった。究極のブランド牛のルーツ牛の味は最高でした。

みんな思い思いに見蘭牛を後悔ないようがっちり頂きました。いゃ〜くどくないからいくらでも食べれるような感じだ。この見蘭牛、国内では萩のミドリファームからしか入手できず。食べるには、ネット通販かミドリファームのレストランでしか難しい貴重なものだ。残念ながらそのレストランは、夕方からしか食べれず観光客にはなかなか旅行プランンを考える上で食す機会が難しい通の肉であった。くどいようだが、ホント流石究極のブランド牛だ。全員満足モードのままご馳走さまでした。少し部屋で休憩した後は、ママ&理江ねねが宿内の「エステティックアロマテラピー」サービスへ。

ママは、「アロマリラクゼーションッフェイシャル40分コース/5670円」理江ねねは「アロマリフレクソロジー30分コース/5250円」を各々選択。ちょっと覗きにいくと、それは2人とも気持ち良さそうに、ウトウト状態。結構なお値段だが、折角のんびりしにきたのだから、ちょっと贅沢だがまぁ〜良しとしよう。ちなみに深夜1時頃までいっぱいとのことだ。すごい人気だねぇ。キッズたちは部屋で大騒ぎ。そして順番に睡魔に負けてご就寝。おやすみなさ〜い。翌朝も心配した天気は何とかもってくれてひと安心です。各部屋からの眺めもそれは美しいです。すごく清められます。すでに6月だというのに紅葉している紅葉???何で?

朝食もまずまず豪勢でした。何せ朝からふぐだもんねぇ。悪いはずがないよね。それにしても北門屋敷のスタッフの方はどのホテルと比較しても負けない程感じの良いものでした。これは特筆ものです。到着時の荷物持ちは当たり前としても、帰りも全部の荷物車まで運んでくれるところは多くはない。それも嬉しくなる程の笑顔でだ。当然、キッズたちもすぐに懐いてしまって別れが悲しいようだ。北門屋敷自慢の入り口の門の前でお写真どうですか?と言ってくれたので、お言葉に甘えて記念撮影!とにかく風格ある外見と和洋ミックスされた美しい内側、派手さはないがきめ細かなサービス・・・ホント素晴らしい宿だ。ぜひ機会があれば再訪したいものだ。フロントでいろいろ観光スポットのこと教えてもらい、早速萩のシンボルの松蔭神社へ。

松蔭神社は、皆さんご存知維新の志士の吉田松陰を祀った神社だ。鳥居くぐるとすぐに有名な「松下村塾」が見えてくる。松蔭が約1年間、門弟に教育を行った私塾である。平屋建てのそれは小さな塾舎で、八畳一室と後に松蔭が増設した十畳半からなる。右写真がその講義室だ。ここで、若き桂小五郎(木戸孝允)や高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞らが学んだのである。実は、初めて訪れたのだが、歴史好きにはたまらない地である。それにして想像していたよりもすごく小さいのに驚いた。

その講義室の奥には、先記した維新の志士たちの写真が展示されている。こんなところから日本を動かす逸材がどんどん登場して行ったのだ、ホント驚きとともに、それらを育て上げた吉田松陰という人物に感銘である。その隣には、海外渡航に失敗し牢獄に入れられた後に幽閉生活を送る事になった松蔭幽囚の旧宅がある。中写真が幽閉されていた三畳半の幽囚の部屋だ。キッズたちはいかにすごい事を成し遂げてきた人物の関連施設なのかまるで理解していない。当たり前だが、ぜひ松蔭のような大物になりますように・・・とお参りとおみくじ。良太くん、大吉で大喜び。ちなみに凶がでたら相談下さいとのことです。

「吉田松陰歴史館」にも立ち寄りました。松蔭が安政の大獄で死去するまでの波瀾万丈の生涯を、約70体の等身大蝋人形で再現されている。ところがこの蝋人形が菜優真優シスターズのつぼだったようで、怖くて怖くて大泣き。参ったぁ〜。逆に維新は苦手というママ&理江ねねはすごく勉強になったと関心モード。歴史好きにとって、松蔭のすごさを認められると何故か嬉しい。不思議だ?松蔭神社内には、人気の萩名物の夏みかんゼリーが美味しい「萩みかんのたけなか」がある。お土産ゲット。すぐ近くには伊藤博文の旧邸、別邸もある。旧邸の前にはご存知伊藤博文の銅像。

初代総理大臣の伊藤博文が14歳から28歳まで過ごした家だ。説明を聞くと典型的な下級武士の家らしい。武家屋敷からその当主のランクがわかるのだそうだ。それは天井の高さらしい。天井の高さがその家の石高(殿様より頂く米の量)に比例しているとのことだ。なるほど伊藤博文旧宅は天井が低い。壁には、旧千円札で有名な伊藤博文の写真が飾ってある。良太くんに「ほらっ千円札の人でしょっ!」と言っても全然ピンとこない。そうか、すでに自分たちとは時代が随分違うんだなぁ。悲しい。

伊藤博文の旧宅を出ると、お隣にはものすごく立派なお屋敷が隣接している。同じく伊藤博文の別邸である。こちらは伊藤博文が暗殺される2年前の1907年に東京に建てられた別邸とのことだ。それはすごいお屋敷だ。中にはシルバーボランティアの方が丁寧な説明してくれます。それにしても、さすが萩、有名人連発だ。ここで、雰囲気かわって予約してあった萩焼のロクロ体験へ。

とにかく焼き物大好きなママ!萩と言えば歴史の町と言うパパに反して、萩は萩焼の町だ!と言い切るママ。伊万里旅行に続いて、ここは萩でもロクロ体験に挑戦。これには理江ねねも大賛成で2人してチャレンジだ。「萩焼窯元 天龍窯」へ。普通、体験コースだと有る程度造る形が決まっているものだが、ここは「店内で販売されているものならどれでも良いから、自分でつくりたいもの選んでみて!チャレンジしてみよう!」とのことだ。こう言われると悩む悩む。ようやく決定したと思ったら、2人とも大胆にも大皿に挑戦!大丈夫???早速、ママから先生に教わりながらスタート!

ところが予想外に大健闘。いきなり結構様になっている。大皿に広げたり、伸ばしたりがなかなか難しいようだ。昨年、伊万里で挑戦した風鈴とは違ってテクニックも必要のようだ。何度か試行錯誤繰り返した後、あれれっ・・・なかなか良いんじゃない。素人にしてはGoodな大皿の出来上がり。調子にのったママは、加えてちょっとしたアクセントを入れたいとチャレンジ。何とか無事完成です。本人はいたって大満足。「良く出来たんじゃない!」と自信満々。嬉しそうな笑顔だ。
続いて理江ねねもチャレンジ。ママの一連の工程見ていたせいか?スタートから順調。大きなトラブルもなく順調に仕上がって行く。当の本人はホント滅多に見れない真剣顔だ。皿の大きさ、深さ、ふちの形状、皿底の模様等結構2人とも教わったテクニックを万遍なく披露しての、精一杯背伸びした力作だ。理江ねねも無事完成。どうですか?2人の傑作は?上がママの作品。下が理江ねねの作品です。出来上がりは1ヶ月後、自宅に直送されてくる。それまで楽しみはとっておこう。乞うご期待だ。2人とも萩焼体験Enjoyできたようで良かったね。反して、良太くん自分もやりたかったのに・・・っとかなり膨れっ面。

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