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北九州市のスペースワールド駅前の「いのちのたび博物館」にて噂の「恐竜博2005 〜恐竜から鳥への進化」が特別博として開催されている。昨年夏にたいへん話題になった恐竜博が上野の国立科学博物館に続いて、ここ九州へやってきたのだ。主役はもちろん世界最大のティラノサウルスとして有名となった「スー」が初めて米国以外にやってきたのだから評判になるのもうなずける。ところが・・・すごい人。やはり大人気だ。駐車場もいっぱい。何とか入場すると早速、ティラノサウルス「スコッティ」の頭蓋骨がお迎えだ!でか〜い!他にも恐竜の骨がいっぱい展示! |
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先に進むと、最初の全身骨格の「マジュガントルス」登場。このマジュガントルスは謎の多いマダガスカル島で発見された肉食恐竜だそうだ。この恐竜博2005のために世界で初めてくみ上げられたとのことです。流石全身骨格は迫力が違う!今にも動き出しそうな迫力に菜優&真優ちゃんは真剣な顔で睨みつける。続いて、再びティラノサウルスの頭蓋骨登場。これは「トーマス」だそうだ。それにしてもどのティラノサウルスの骨にも名前がついているのが可愛い。その横には幼いティラノサウルスの歯が展示されている。当然だがでか〜い! |
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次のエリアは一段とすごい人だかり。主役の世界最大のティラノサウルス「スー」の登場だ。すげぇ〜迫力&大きい!「へぇ〜これが噂のスーかぁ〜」と皆このどでかい全身骨格を見上げる。長さ約12.8mというビッグサイズだ。この「スー」のすごさはその大きさだけでなく、当時オークションにて10億円で落札されたというエピソードにもある。この恐竜博のために初めて米国以外で展示されたのだ。噂通りの必見ものでした。キッズたちもただ呆然!骨格でこんなに大きいのだから、これに肉がついたらひとまわり大きくなり、それはすごいものだったでしょうねぇ。当時に生きていなくてホント良かった。 |
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この「スー」に対峙するように展示されているのが、アジアのティラノサウルスと言われている「タルボサウルス」だ。いやいやこれもT−レックスに負けないすごいサイズだ。T−レックスにそっくり。アジアにもいたんだねぇ〜。う〜ん、「スー」に負けないレベルだ。この2頭の展示はさすがに噂になるだけのものと一見すればすぐ理解できるすごいものだ。ここからは、歴史にそって恐竜から鳥への進化が展示されています。まずは、恐竜にも全身&脚にまで羽毛のようなものがついたものがでてきたそうです。そんな鳥っぽい恐竜たちも何故か多くが絶滅していく。 |
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そんな中、登場してくるあの有名な「始祖鳥」。その始祖鳥の化石と全身骨格が展示されています。この時代から「ミクロラプトル」や「ヤノルニス」など聞き慣れないが、特長ある鳥たちへの進化がわかる化石がいっぱいでてくる。なるほどあ〜っと言う間に見終わってしまう。それほど面白い。もう少し人が少なければ最高なんだけど・・・出口には再びT−レックスの頭蓋骨のレプリカが回転しています。これで特別展示の「恐竜博2005」は終了。続いて常設展示へ進む。 |
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ここ「いのちのたび博物館」は「恐竜博」に負けないほどの内容だ。正直驚いた!その広い館内にはところ狭しと大型恐竜たちが展示されている。ここは博物館の名前とおり、生命の誕生から現代に至るまでの「いのちのたび」という生命の進化に沿って展示されている。すご〜い!入り口すぐには三葉虫など古代のの化石がいっぱいならび、そして早速、全長35mの「セイスモサウルス」、「カマラサウルス」の登場だ。これはデカイぞ!それも驚く程の大きさ。俗にいう大型首長竜だ。そして背中のとげとげが可愛い人気者「ステゴサウルス」。 |
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人気恐竜たちが続々登場してくる。「トリケラトプス」「ティラノサウルス」など有名どころがいっぱいだ。先ほどの「スー」もすごかったが、ここの人気恐竜のオンパレードもすごい!どれも大迫力で良太くんたち大興奮だ。 |
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恐竜たちと並んで、いろいろ進化の過程の化石がいっぱいある。奇麗な背びれのついたトカゲ?恐竜?良くわかりませんが美しい。それにサメの先祖とも言える馬鹿デカ大型魚の口。こりゃ良太くんくらいの大きさならひと飲みだね。それにすごい歯!そうこうしていると、ようやくほ乳類に近づいてくる。と思ったら有名な「ナウマンゾウ」だぁ〜。そごい牙。 | ||
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その先には、これは知ってます「マンモス」がようやく登場。つまり人間、ホモサピエンスの時代までやってきました。それにしてもマンモスかっこいい!ナウマンゾウ以上にすごい牙!こりゃ生きていればさぞかし迫力あったでしょうねぇ。名古屋の愛地球博でも大人気だったと聞くマンモス。さすが人気者です。 | ||
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ここでちょっと寄り道。白亜紀を再現した「エンバイラマ館」にて1億3000万年前の北九州を再現したジオラマです。恐竜たちの産卵や子育てシーンなども展示。そしてメインは耳にイヤホンつけてのジオラマだ!様々な恐竜たちが動き出して、菜優真優には少し迫力があり過ぎたようだ。やはり途中で泣き出してしまった。大人にとってはなんてことないジオラマだが、子供たちにはなかなか面白いようで迫力も感じるようだ。 | ||
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展示に戻ると有名な「サーベルタイガー」が登場。その牙も恐ろしい程・・・今の虎よりも全然かっこいいかも!またどれも勇ましい骨格の組み立て方が上手い。頭上には世界最大のマンボウの剥製や各種クジラたちの骨格が展示されている。ようやく現代の動物たちや昆虫たちのゾーンへ到着。ライオンやバファッローなどどれも剥製の状態が素晴らしい。まるで動物園で眺めているようだ。実は菜優&真優ちゃんたちにはこちらの方が楽しいようで大喜び。まさに動物園に来たようだ。 | ||
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もちろんほ乳類だけでなく、カエルにヘビに、エビやカニなど地球上の生物がいっぱい展示されています。キッズたちの興味をひいたのがカニやエビなどに代表される海の生物のゾーン。床が透明でその下に展示されているので、海上を歩いているようで面白いが、キッズたちには独特なスリルがあって楽しいらしい。どこの子も少し腰を落としておっかなびっくり歩いている姿が微笑ましい。アシカやトドの剥製も本物そっくり。この他にもヘラクレスカブトムシやタランチュラなどの虫ゾーンもキッズには大人気。なかなか広い館内いろいろあって楽しいです。 | ||
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上を見ると、見事な翼を広げた翼竜が飛んでいる。それにしても生物の進化をゆっくりと見て来れるので予想以上に楽しい博物館だ。何よりもレイアウト的にもわかりやすい。それでも何より1番は真っ先に登場してくる超大型の首長竜たちだ。2Fから眺めるとその迫力がわかってもらえるかもしれない。やっぱり恐竜たちはすごい! | ||
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その先は、突然ホモサピエンスたちが進化していく。人間たちの進化も世代ごとに展示されている。縦穴式住居では、臼で豆をひいたり体験できるのでキッズはそれなりに楽しいようだ。他にも体験ものは結構充実している。1番面白そうなのが土器のパズル。バラバラの土器を組み合わせていくのだが、これがすごく難しい。発掘者ってのはたいへんだ。いかにこういったものの再現がたいへんな作業なのか思い知らされました。武士の時代や、昭和時代の庶民の生活の再現も懐かしく面白い。それにしても自分が産まれた頃の生活が博物館で展示されるというのも、なんか複雑ですね。う〜ん卓袱台懐かしい・・・。 | ||
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掲示板や夕焼けの背景、飼い犬や塀の上で眠る猫など、当時の風景をさりげなく忠実に再現されています。最後に出口で、館内の各ポイントに設営されていたキッズのチャレンジクイズの答え合わせ!良太くん、チェックポイントで頭を悩ませ真剣モード。どうしても100点を取りたいようだ。結果は残念少し間違えてしまったようだ。結局賞品は恐竜シール。まぁ〜仕方ないね。館内は博物館だけあってドリンクなどを飲めるところが少ない。喉カラカラだったが出口付近でようやく一服。あぁ〜美味い。またここには細かい物がいっぱいのお土産ショップがあってごった返しています。大人気の恐竜博、さすがの内容だ。加えてこの「いのちのたび博物館」の良さがホント今回良くわかった。キッズも大人たちもつまりファミリー全員が十分楽しめる施設でした。恐竜博2005は3月31日までだ。興味のある方はぜひお早めに。 |