2006年6月 萩・津和野旅行! その2
(ウ〜んなかなか良いぞ北門屋敷!そして待ってました見蘭牛!!)

森鴎外旧宅付近では、名物の石州和紙の製作工程を見学させてくれる施設がある。和紙がどうつくられるのか?キッズたちは興味津々。真面目に見ておりました。確かに水の中でバタバタやったら、和紙が出来上がってくるって面白いよね。再び自転車に乗って津和野駅方面へ戻る。キッズたちは、とりあえずみんなでサイクリングしているだけで大興奮!

とりあえず先記した通り、このへんは普通の道。小京都などの雰囲気はまるでない。観光地としてはかなり寂しい。少し小腹も減ってきたので、津和野大橋渡って、すぐ左折し、太鼓谷稲荷神社の参道入り口へ。ここには昭和初期から続く人気の食堂「美松食堂」がある。ここの名物はずばり「おいなりさん」。じっくり煮込んで濃い色がついたあげが特長のいなり寿司だ。ところがお目当てのおいなりさんがすでにほぼ売り切れ状態。

本当は5個セットとなったいなり定食でも各々食べようか?と思っていたが、残念テイクアウト用の6個入りを注文。みんなで1個ずつとなってしまいました。それでも流石名物と言われるだけあって味は美味い。おやつ代わりには丁度良かったかもしれない。う〜ん、これはお薦めかも。

みんなで、参道入り口で津和野川眺めながら美味しく頂きました。美味しかったです。続いて、これまた津和野大橋のたもとにあるもう1つの津和野名物、銘菓「源氏巻」。眼の前で造っているお店でゲット。出来立てなのでまだ暖かい。美味しそう。

源氏巻は、雰囲気としてはドラ焼きを長細くした感じだ。甘すぎず美味しく頂けました。我が家は銘菓や名物と言うとすぐに飛びついてしまう。確かに当たり外れはあるが、これはOK、Good美味でした。再び殿町通りに戻ってきました。左側が藩校で、その前が鯉泳ぐ掘割。距離的にはこのイメージの程度。すごく規模は小さい。う〜ん、津和野の皆さんには悪いが、一度訪れれば十二分って感じかもしれない。とりあえず我が家全員はそう感じてしまったようだ。

駅に戻る前にもう1つの観光スポットのお米屋さんに立ち寄り。吉永米屋は津和野でもたいへん人気のスポットなのだ。何故米屋さんがぁ〜?と思われるかもしれませんが、「鯉の米屋」として老舗なのである。実は津和野のトレードマークの掘割の鯉たちは、かつてここで飼っていた鯉を放流したことがはじまりなのだそうだ。つまりここが津和野の名物のはじまりと言える。もちろん未だに中庭の池には約400匹の鯉が泳ぐ。無料で見学させてもらえます。

それにしても、あまりの鯉の数に、可愛い通り越して何か気持ち悪いくらい。これにて津和野サイクリング終了。駅に戻ってきました。う〜ん、正直イマイチ。こんなものかぁ〜って感じ。確かに他にも美術館などいくつもあるので、時間をかければ違った楽しみがあるのかもしれないけど・・・。まぁ〜我が家は十二分って感じです。これにて島根県津和野を後にすることに。一路、山口県の萩市へ。萩までは約1時間ちょっとくらい。今宵の宿泊は、萩の人気宿「北門屋敷」。それが噂以上に素晴らしい宿で驚きだ。

城下町の萩市は、景観を損ねないよう町の中心地の住宅および建物の外見はすべて和風仕上げ。ここ北門屋敷の外装は一見、武家屋敷?と思う程、見事なまでの白壁で重厚感ある和風の門(ちょっとしたお城の門より立派)をくぐると宿のエントランスへとつながっている。驚くのはその外見だけではない。ホテルはロの字型になっており、真ん中の中庭はそれは素晴らしいイングリッシュガーデンとなっている。まさに和と洋が融合した素晴らしい宿である。それはホント見事だ。ママが早速フロント前のパティオから自慢のイングリッシュガーデン見学へ。
なるほど噂通り、いやっ噂以上だ。これだけ綺麗に管理するにはさぞかし苦労されているであろう。ホントお見事だ!この中庭はおそらくどの部屋からも眺められるようになっているはずだ。池もあってホント落ち着く。流石、皇太子夫妻がご成婚直後にご宿泊されたことで有名になったことはある。ママ&理江ねねはこのガーデン見学で北門屋敷ファンになってしまったようだ。廊下からの眺めも面白く、内側は美しいイングリッシュガーデン、外側はきっちりとした和風。和洋両方の美しさを楽しめます。
続いてのんびりお風呂へ!ここは萩では珍しい温泉である。綺麗な内風呂と露天風呂が2つずつ。客室も少ないせいか、運良くこの時間は貸切状態。このお風呂貸切だから気持ちよくないはずがない。う〜ん、さっぱりだ。ここの温泉はやや塩っぱいね。翌朝は男女湯が交換となります。片や同じようなお風呂ですがやや洋風仕上げです。どちらも気持ちよいです。
風呂上がりに冷たい冷水セットしてあるし、心地よい風を受けて涼める席も用意されています。もちろんここからもあの中庭が眺められます。すごく気持ちよいです。とにかく綺麗で気持ちよい宿です。部屋に戻ると早速、期待の数日間限定の特別グルメプラン「見蘭牛コース」のお待ちかねだ。皆さん、見蘭牛ってご存知ですか?見蘭牛の父親である見島牛は松阪牛はじめ国内のブランド牛のルーツと言われている大変貴重なもので(天然記念物です)、多くの方にその味を楽しんでいただくのは難しいため、より多くの方に、そしてもっと見島牛の旨みを際立たせるためにと20年の歳月をかけて誕生させた究極の肉牛です。見蘭牛の見は見島から、蘭はホルスタインの故郷(オランダ)からとったものとのことです。国内では萩のミドリファームでしか食べられない究極のブランド牛です。ここ北門屋敷でも、数日間限定の特別グルメプランです。幸運でした。早速、その見蘭牛のステーキ登場です。
う〜ん、なんかドキドキしてきた。たかがステーキなのに・・・何故だろうすごく興奮してきた。ママ&理江ねねに比べて、パパのは少し脂身多し。他人の肉が気になってしますほど、写真では伝わらないその存在感。よぉ〜し、焼くぞ!!!う〜ん、美味そう。とりあえずパパ、ガブッと期待の見蘭牛を頂きます。うぅぅ・・・涙が出てきそう〜美味い。あぁ〜美味い。とろけそう。とうとう見蘭牛食したぞうー。満足感。いろいろと特上のブランド牛食べてきたが、何とも言えぬ風格ある肉である。うんうん・・・。それにしてもお子様ランチの良太くんの視線が怖いなぁ〜。何か狙われているような・・・?とりあえずパパご機嫌。

続いて、理江ねね、ママもパパに続いて見蘭牛を焼き始め。あまりの期待感からか・・・みな無言。ただただ見蘭牛を見つめる。そして頬張る・・・にやっと微笑む。これだけ美味い究極牛・・・言葉はいらない。あぁ〜スキをつかれた!しまったぁ〜。良太くん、パパの一瞬のスキを見て憧れの見蘭牛ゲット!早速自分で焼いて頂いちゃう。「う〜ん、美味いよっ!」だって。パパ泣きそう・・・。

[NEXT]
松下村塾はじめ萩散策!萩焼ロクロ体験!!

[BACK]

[Next Travel]

[Travel TOP]