2006年1月 長崎の平戸〜佐世保旅行! その2
(幻の魚「アラ」づくし!感動の味!アラ最高!)
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早速アラの夕食だ。残念ながら今宵の「アラづくしコース」は部屋食ができず、奇麗な食事処へ移動です。貴賓室はじめ我々の部屋含む3部屋は、一般の廊下から派手な格子戸で区切られており、少々優越感気分が味わえます。この格子戸くぐると専用の廊下があり、すごく静かで良いです。食事処はすごく奇麗で、尚かつ海側で平戸城&平戸大橋のライトアップが眺められる個室です。これは素晴らしい。早速幻の魚、アラを食べ尽くせぇ〜!まずは今宵のアラちゃんたちをご紹介。トップバッターは定番「アラのお造り」。もちろん皮もあるよ。 |
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続いて「アラのたたき」分厚く切ってあって贅沢です。「アラの珍味3種盛り」。左が「アラ肝」肝臓ね。中が「アラの胃袋」コリコリ歯ごたえ最高!右が「アラの心臓」独特の旨味〜。まずは、美味しいと評判なのになかなか食べれないアラの珍味系です。とにかくひと言。「美味〜い!!」。これは美味い。この珍味3種盛り口にできただけで満足な程の美味です。これはママパパ同意見。感動もの。深い味わいの肝に、歯ごたえ感がたまらない胃袋。そして心臓は・・・表現できないが絶品。噂に違わぬ逸品でした。珍味だけあって滅多に喰えるものではないが、どこででも食べられるものであれば、それこそ毎週食べたい程だぁ〜。 |
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あまりにも「美味い」と大人が大騒ぎするので、チャレンジャー菜優ちゃんが珍味系初挑戦!ホントは勿体ないからあげたくないに・・・。てっきり駄目だぁ〜と言い出すと思っていたら、驚き!最初少し躊躇するも慣れると、いかにも「美味しゅうございます」というようにお気に入りモードへ。なんなんだうちの子たちは、もっとお子様ランチを好きになってくれ!良太兄ちゃんは毎度のようにお子様ランチ。しかし、ここのも結構豪勢だ。何せいかにも端切れとはいえ、名物のブランド牛の平戸牛がつく。それも自分で焼けるのでご機嫌だ。この平戸牛があるうちは良太くんは静かそうだ、そのうちに急いでアラ食べておこう。 | ||
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パパ夢にまで見た「アラづくし」。実はホントに夢に見たほどで、これは食べたことある人でないとわからないまさに幻の魚と言える。日本全国どこに行っても、名前はアラやクエなどとかわりますが、その美味さと高級度は共通です。パパ待ちにまった珍味をご賞味。3種どれも涙もの・・・美味〜い。「これだよこれっ!」ホント良い笑顔です。ママも負けずにアラの美味さを痛感中。この内臓系は新鮮さが命。だからなかなか食べられないのだ。アラは食べれないところがないと言われる程、どこも美味しく頂ける。偉い物だ。菜優真優シズターズも「美味しい」を連発。ホントに理解しているかは微妙だけど。 |
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そうこうアラの珍味系ですでに満足モードに入ってしまっていたパパのスキをついて、良太くんが真っ先に「アラのお造り」を狙う。しまったもう牛肉食べ終わってしまったかぁ〜。お刺身大好き少年の良太くん、アラの刺身を逃すはずがない。厚切りの美味いやつをガンガンいっちゃってる。「う〜ん、やっぱりアラは美味いねぇ〜。パパも食べなよ!なくなっちゃうよ」だってぇ〜、これはまずい急いで大好きなアラの刺身を頂くパパ。本来は「アラの薄造り」と言われますが、これは分厚い、あえて「アラの刺身」と呼ぼう。甘み、歯ごたえ申し分ない。思わず顔が崩れる。それにしても良太くんいけるねぇ〜。パパも顔に焦りが・・・。 | ||
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アラはいろいろな姿に変わってどんどん登場してくる。「アラの炊き合わせ」「アラのほうば焼き」登場。煮たり、炊いたりはアラの得意分野だ。甘みも増すし、何より皮と身の間のゼラチンが本領発揮してくる。ほうば焼きは焼いたアラの上に卵しぐれのようなものがのっていて、少し温めてから頂く。当然だがどちらも美味しい。結構なボリュームがあるのに不思議とアラはどんどんお腹の中に入っていく。 | ||
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まだまだ出てくる。なんと初体験「アラの天婦羅」。う〜ん、あっさりしていて天婦羅美味かったけど、個人的にはアラをわざわざ天婦羅にしなくても良かったかな?と図々しくも思ってしまったり。それにしても当然だが、今までこんなにいろいろとアラを食べたことなかったので、どれも面白く興味津々だ。そしていよいよ真打ち「アラ鍋」の登場です。アラの切り身が少し小さめなのが気になりますが、とりあえず食べたくて食べたくて・・・少々興奮しすぎかな? |
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実は、宿泊予約時にアラ好きにはたまらないと重宝されている「唇」と「目玉」がちゃんと出てくるのか確認済み。早速出てきました「アラのお顔」。しかしここで少し残念。顔の大きさから伺うと、アラはアラにしてもかなりの小降りちゃんサイズ。大人2名のコースじゃ確かに仕方ない話ではあるか、超高級魚の1つで冬の王様とも言われるアラ様だけに油の乗り切った大型のものが良かったが・・・我慢我慢。早速アラ様たちがお鍋に投入されていく。ここで出番とばかりに、我が家の鍋奉行の菜優真優鍋シスターズがやってきた。ここぞとばかりに両手でお鍋に具材を投げ込んで行く。 | ||
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さぁ〜て、注目の美味しい「アラ鍋」できたかなぁ〜?うーん、最高できあがりで〜す。美味そう。改めて頂きます。グルメ漫画の「美味しんぼ」でも紹介されたアラ鍋の話の中でも、アラはホント美味いがその中でも唇と目玉は珍味中の珍味として最高だとのことだった。早速、かなり小さいお顔だが頂きま〜す。やっぱりアラ鍋美味い。冬の鍋の王様だ。個人的にはもう1つの冬の代表「てっちり」を凌駕する。初体験の唇だが、アラがホント小振りなので味わったという程ではないが、間違いなく頂けた。これがプリプリ感がたまらない逸品でした。 | ||
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口にそってそれこそ唇がちゅるっと取れるのだが、何とも形容しがたい、味とプリプリ感だ。正直たまらない。美味!でも、歯が鋭いので食べる時に少し注意が必要のようだ。奇麗さっぱり食べ尽くしました。続いて目玉。最近はどの魚も結構目玉は頂くようになり、個人的には最近イカの目玉もすごく美味しかった。今回ははじめてのアラ目玉だ。独特のにゅるっとした柔らか物体の目玉。決して目玉は好きではなかったが、思い込みの問題かもしれないがアラのものは美味く頂けた。う〜ん、唇をもっともっと味わいたい。ホント絶賛するほどの美味さだ。しかし、メインのアラの切り身は残念ながらやや期待はずれ。切り身が小さすぎて折角のアラのダイナミックな味わいが半減と、アラのアラ煮みたいになってしまい、どうもアラのサイズが良くなかったのか?料理スタッフの方の好みか?ちょっと不満が残りました。アラ鍋はやはりJR博多駅前の「大衆割烹ひかり」かな?あそこの煮込みと鍋は最高級だ。
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そんなアラちゃんも、鍋ばかりでなく、最後に素晴らしいものを残していきます。アラづくしの〆はもちろん定番の「アラ雑炊」!もうこれを食べないとアラづくしは締めくくれない。まずは適量のご飯を入れて、いい具合になったら生卵をさーっと入れて、最後に刻みネギ落としてあつあつで頂く。アラの旨味がしっかりと出ているアラ雑炊が美味くないはずがない。 | ||
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良太くんによそってもらって美味しい雑炊を最後の力振り絞って頂く。かなり腹一杯だが、最後の楽しみを喰わずしてアラづくし満喫とは言い切れない。写真をみているだけで、腹がぐーっとなり始める。それほど美味いし、その旨味が自分の頭にインプットされてしまっているようだ。これぞ幸せって感じである。アラ鍋ってなんて気の利いたしめ方を持っているのだろうか?大満足。そして腹一杯。 | ||
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最後に忘れてましたが、アラのお吸い物も出てきていました。鍋に興奮して気づきませんでした。加えて、美味しいものばかりの紹介となってしまいましたが、この食事処の大きな窓から見える夜景は、アラにも負けないものです。良太兄ちゃんはお子様ランチの、菜優真優たちはパパママのデザートもらって、大満足。彼らの幸せのひと時です。パパママは定番のアラ鍋がやや物足りなさを感じつつも、珍味はじめ思う存分アラ堪能できたので大満足でした。やはり冬の王様、幻の魚アラ様でした。美味しかったです。しっかりと味わったので、気づいた頃には、食事処には我が家のみに。アラの旨味を舌に覚え込ませてようやくご馳走さまとなりました。又食べたい物です。 |