2005年12月 年忘れだよぉ〜薩摩旅行! その1
(鹿児島〜指宿へ!黒豚&名物砂むし温泉最高だぁ〜!)
指宿温泉名物の砂むし!!
2005年も残り数日という年末押し迫った頃、我が家はのんびり年忘れのファミリー旅行。というのも今年はパパがリフレッシュ休暇たるものを取れるはずだったのですが、何度か取ろうとしたのにいつも仕事が入りキャンセル。仕方なく思い切って年末最後の週にとることに。ところがやはりぎりぎりでお仕事入ってきてハラハラドキドキ!結局なんとか最後の2日間休める事になって無事忘年旅行出発です。目指すは約300km先の九州南端の地「薩摩 鹿児島県」!いざっ年忘れ薩摩旅行へ!
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福岡を9時半頃出発し、一路九州道をひたすら南下。佐賀、熊本と通過して鹿児島県へ。東京で言う新潟への移動のような距離感だ。パパ1人運転と孤軍奮闘。リフレッシュ休暇なのか?どうか微妙になるほどだが、とりあえず無事鹿児島県へ。鹿児島の象徴の「桜島」が見えてくると何となくわくわくしてくる。実はパパ以外は鹿児島初上陸!初めてのところはやっぱり嬉しいよね。九州道最後のサービスエリアの桜島SAで休憩。はしゃぐ良太兄ちゃんは西郷どんで記念撮影。13時頃市内へ到着。早速鹿児島ときたらお決まりの繁華街の天文館へ繰り出して本日のランチ。最近はやりの鹿児島ラーメンだ。人気の「くろいわラーメン」へ。 | ||
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鹿児島ラーメンは九州では珍しいあっさりラーメンだ。豚骨と鶏ガラが絶妙なバランスで美味しい、どっさりもやしも特長だ。ここくろいわラーメンは揚げネギが良い味を出している。いやぁ〜これっなかなか美味いよ。濃厚こってり豚骨ラーメンとは随分違うけど甘〜いというか?すごく優しいスープで、特に飲んだ後なんかには最高かもしれない。鹿児島のラーメン店ってどこもお新香出してくれるんだって面白いね。う〜ん満腹。\700。鹿児島ラーメンは結構高い。続いて名跡城山を見学。ここは西南戦争終焉の場で、あの西郷隆盛最後の地として有名だよね。その西郷どんが最後の5日間を過ごした西郷洞窟が大切に保存されています。ここから出たところで流れ弾を受けちゃったんだよね。西郷どんはじめ300人を約4万人の政府軍がこの城山を包囲して総攻撃したんだって・・・。怖〜い。 |
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悲しい歴史とは別にここ城山の展望台からの眺望は素晴らしい。錦江湾と鹿児島のシンボル桜島の美しさと激しさにはホント心惹かれてしまう。島原の普賢岳同様、さすが活火山だ!その迫力たるやすごいやぁ〜。鹿児島繁華街一望、夜景も素晴らしいんだって。本当はパパは維新の志士たちの関連施設をまわりたいと言っていたのだけど、多数決で市内の「かごしま水族館」に決定。パパがっかり。この水族館の人気者は世界最大の魚「じんべいサメ」だ。でか〜い!すごいや!背中の斑点模様もきれいだけどその大きさにただただ呆然。菜優ちゃんは幻の魚「クエ(アラ)」とにらめっこ。これホント美味いんだよね。アラ鍋食べた〜い!水族館で美味そう〜はこりゃ駄目だね。 |
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ここはイルカショーも売りなんです。だって室内プールなので全天候型だし、冬でもあまり寒くない。これっていいよねぇ〜。イルカちゃんの大ジャンプに我が家のキッズたち大興奮。実際にはママがイルカショー大好きでこれ見たさに来たようなもの・・・誰よりも大興奮しちゃってる。賢いイルカちゃんたちが一生懸命がんばっていました。もちろんみんな拍手で応援です。大ジャンプ成功! |
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イルカプールの下も観賞できるようになっていて、大ジャンプ前の力強さなんかも見る事ができます。横浜の八景島や福岡の海の中道等は室外でかなり寒いですが、ここは快適に見る事ができました。最高です。他にもタッチプール等でヒトデやナマコいじって大興奮。約1時間ちょっとEnjoyできました。本当はもっとのんびりしたかったのですが、目指す今宵の宿は鹿児島の薩摩半島の南端に位置する指宿温泉。市内からは車で1時間半弱くらいかかる。急ぎ指宿スカイラインを南下! |
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指宿温泉と言えば天然砂むし温泉である。ホテルでチェックイン済ませて早速名物の砂むし会館「砂楽」へ送迎バスで向かう。ここ指宿の天然砂むし温泉は世界でこの地方でしか見られない独特なシステムだ。皆さんご存知だと思うが、別府なんかの砂蒸しは砂場に温泉を一度注入し貯めて砂を温める。そして水抜きしたところで砂に入る。要は温泉を利用して温まった砂に入るので、客の入れ替えと同様に砂場への温泉の注入排出が繰り返されるシステムだ。かわって指宿は海岸の至るところから80〜90℃の温泉が湧き出ていて、その天然の地熱がモロに下から温めてくれる。まさに天然のシステムだ。菜優&真優ちゃんがいるので、まずはママだけが砂むし体験。ママは指宿初体験!菜優&真優は初めての光景に「ママ死んじゃ駄目っ!」とかなり深刻モードで心配するので、砂かけおばさんたちに大人気。約15分弱ママ汗びっしょりで終了。 |
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続いて良太&パパの男性陣。良太くんは別府ではまだ小さかったため断念、よって今回が砂むし初体験。実はかなりドキドキだ。砂は予想以上に重いし、何より熱いので心配していたが、何のことない「足が熱いだ、ひじが熱いだ、崩れたので砂かけなおして〜!」と余裕満々で砂かけおばさんとEnjoyしている。指宿の砂むしは10年以上ぶりだが、なるほど背中から地熱がじわじわガンガンとくる。熱過ぎる程だ。しかし経験してみれば別府なんかとの違いがわかる。別府は別府で良いが、ここ指宿も格別だ。血圧があがり全身に血流が行き渡るのが感覚でわかる。薩摩なまりの砂かけおばさんやお兄さんも親切で、カメラを見つければすぐに撮影してくれるし、至れり尽くせりだ。 | ||
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いやぁ〜気持ちよい。じわじわ出てくる汗もたまらなく気持ち良い。12月と言う事で寒いのでは?とかなり心配したが、少し寒いくらいで浴衣で歩けるレベルだし、砂むし時は涼しい海風がすごく心地よい。すでに飽きてしまった我が家のプリンセスたちは、砂かけおばさんたちに遊んでもらってそれなりにEnjoy。約15分弱の砂むし温泉最高でした。ちなみにここ砂楽の施設はたいへん奇麗な施設で、館内で専用浴衣だけになり海辺の砂むし場へ渡り、最後大浴場で奇麗さっぱり洗い流して終了となる。ホント素晴らしい施設なので気持ちよい。\900浴衣代込み(ちなみにホテルで\1000のチケット購入すると浴衣&バスタオル代込みで少し安い)帰りはホテルの送迎バスが来ていてくれてたいへん便利。親切な運転手のおじさんお世話になりました。部屋に戻れば美味しい夕食のお待ちかね! | ||
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ここ指宿コーラルビーチホテルは施設はお世辞にも新しく奇麗とは言えないが(その逆かな?)スタッフの方が若くすごく丁寧で明るく、何よりも接する態度が素晴らしく非常に好感が持てる。そしてサービスも良い。たいへんリーズナブルにも関わらず頼めば部屋食に変更してくれる。特に今回は若干キャンセルが出たためとのことで、お隣の部屋を食事部屋として提供してくれた(館内はほぼ満室に近い状態)。これは嬉しい。では、早速夕食スタート! | ||
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このホテルはじゃらんの夕食満足度で上位に選ばれた経験があるそうで、施設よりも内容勝負のホテルだ。我が家も思わず期待してしまう。それもそのはず今宵のメニューは鹿児島の誇るブランド肉の「かごしま黒豚しゃぶしゃぶ食べ放題」である。今や鹿児島グルメを代表する「かごしま黒豚」様。期待せずにはいられない。もちろんもう1つの名物「キビナゴ」も忘れてはいない。銀色に光り輝き「魚の宝石」と言われるキビナゴの食感もたまらない。早速パパが頂き笑顔がこぼれてくる。美味しいらしい。鍋が温まったところでいよいよメインの黒豚しゃぶしゃぶのスタート!柔らか〜くて美味〜い。こりゃ、たまらんぞ! | ||
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いくら食っても足りないぞ!という迫力でどんどん食べる。ママパパの笑顔を確認した上で、真打ち良太くんも登場。良太くんには立派で豪勢なお子様ディナー用意してあったのに、さすが黒豚ははじめから気になっていたようで、勝手にパパのお肉とってしゃぶしゃぶスタート。もちろん「美味いねぇ〜これっ!」だって当たり前だ。食べ放題でなければ別室でこっそりと食べたいくらいだ。但し、今宵は食べ放題、どんどんいけっ!良太くん自分で黒豚のおかわり電話してどんどん満喫。たいしたものだ。 |
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貧乏人の悲しい性なのだろうか?食べ放題と言われると悲しいかな、緊張するのか?プレッシャーからかあまり食べれるものではない。そんな中もくもくと食べ続ける良太兄ちゃんとママ。こういった食べ放題というプレッシャーかかるシチュエーションでは女性は力強い。とうに元はとっていても、まだまだと攻めの姿勢を崩さない。恐れ入ったものだ。これでもかっとおかわり連発である。実はメイン料理以外にも刺身はじめ季節はずれ?の松茸の土瓶蒸しや蟹爪の天婦羅など量はすごいものがあるし、もちろん美味い。特別凝っているという訳ではないが満足いくレベルと言える。それに黒豚とくるから、食べ放題でなくともとそれは素晴らしいレベルだ。しかし、やっぱりターゲットは黒豚ちゃん! | ||
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結局我が家総力をあげて食べ尽くして美味しい黒豚タイム終了!みな大満足じゃぁ〜。パパは食後のほろ酔い気分もつかの間、プリンセスたちに捕まる。お酒でいっぱいのお腹で飛び跳ねられてたまったものではない。パパのリフレッシュ休暇ということを誰か覚えているのだろうか?悲しいかな、がんばれパパ!部屋はすでに3人のキッズたちのお遊び天国と化している。隣が空室で良かった。ここコーラルビーチホテルのきめ細かいサービスはいろいろなところに伺えて、その1つが浴衣である。ママの奇麗な浴衣が自由にいろいろ選べるのは良くあるが、キッズ用の浴衣のバリエーションの充実度も特筆ものだ。良太兄ちゃんはともかく3歳の菜優ちゃんサイズまで用意してくれた。大人と同じものを着れるのはさそかし嬉しかったようでご満悦である。名物の和風露天風呂の「生き返り湯」も広くて良かった。ちょっと熱めだったのが、キッズにはきつかったようだが満喫できました。 |