2005年5月 佐賀関〜日出Wブランド魚をもとめて! その2
(湯布院の人気温泉宿でのんびり!やっぱり豊後牛)

ぼくんちファミリー&理江ねね共に、すっかりここ香洛庵に惚れ込んでしまったが、香洛庵の人気は夕食にもあるそうだ。味&ボリュームともに素晴らしいとの噂だ。期待してお品書きを覗き込む。まずは食前酒はじめ前菜が登場してくる。とりあえず美味い。そしてこれまた美味そうなお刺身が早々に登場してくる。特に珍しいものではなく鯛とハマチであったがこれが美味いものだったので皆の食欲のエンジンがかかってきた。良太くんも毎度のことであるが、自らのお子さまディナーを頬張りながら刺身をゲットしていく。先ほどまで毛虫のせいでかなりのご機嫌斜めであったが、流石料理が出てくると毛虫を忘れられたようだ。それに優しい宿のお兄さんが塗り薬をすぐに塗ってくれたのも効いたのかも?まずは安心。

地鶏の鍋もシンプルだが繊細な味でこれが美味い。地鶏なんかプリプリだ。煮物、焼き物等どんどん出されるがどれも大満足レベル。箸をつけるたびに理江ねねが「美味しい!食べてみて!」と大騒ぎする。確かに美味い、同感だがこのはしゃぎよう・・・とりあえず絶賛してくれるのは喜ばしいのだが?日頃美味しいものちゃんと食べているのか?やや心配になるほどだ。それにしても理江ねねではないが、この繊細な味・・・大合格だ。お子様ディナーもお稲荷さん付きで大好評。

美味しい料理はどんどん出されてどれもホント美味しく頂けたが、味はもちろんだがスタッフ皆でホント一生懸命料理を出してくれ、いろいろとサービスや心使いも嬉しい!通常のホテルの賄いのおばさんたちとは違い(もちろんおばさんたちにも素晴らしい方はいっぱいいますが)若いスタッフがサービス精神満点でこなしてくれる当館のサービスは予想をはるかに越えている。子供たちにもつき合ってくれたり、いろいろと気が付くし、何かお願いしてもその反応、対応が清々しいほどである。菜優ちゃんは茶碗蒸しが気に入ったようだ。すごく柔らかい独特の美味しいものだ。そんな中、メイン料理でもある自慢の豊後牛の鍬焼き登場!これは予想外の見事な豊後牛の登場に一同唖然。真っ赤に燃え上がる備長炭を見て、早速良太くんが焼き係へ。実は良太くんのお子さまメニューにも大人と同じ扱いでこの豊後牛がつく。驚いた。

鍬焼きスタート!良太くんがしっかりと油しいてくれて、美味そうな豊後牛をじゅ〜っと焼き上げる。いぃ〜い匂い。美味そう〜。たまらな〜い。これには一同本日1番の笑顔に!先週の佐賀牛も美味かったが、さすが豊後牛。負けず劣らずである。加えてこのボリュームがすごい。ここまで12品を美味しく平らげてきたところで、この迫力の豊後牛である。あまりのボリュームにもしかしたらメイン料理を前に屈辱のギブアップという方もいるのでは?と真剣に考える程ラストのそれは見事な豊後牛である。

それでもぼくんちファミリーは見事完食。お腹はパンパン状態である。これには理江ねね大満足してくれたようでひと安心である。最後のデザートはこれまた大分県の特産カボスのシャーベット。これが甘過ぎずしめに丁度良い。良く心得ている料理長である。あぁ〜美味かった。これは料理自慢でも風呂自慢でもどちらでもいけるであろう素晴らしいレベルでありました。なるほど湯布院では注目の人気宿で予約ですぐうまるというのがよ〜く理解できました。もちろん納得です。部屋でひと休みした後は再度温泉へ。次は階段下って内湯と露天風呂がある大浴場へ。大浴場と言っても格別広い訳ではないが、部屋数も少ないので十分なサイズである。展望も良さそうだ。
温泉巡りはまだまだ続きます。何せ良太くんとパパはアウトドアでも慣らした温泉好き。「思う存分温泉満喫するぞ!」と大ハッスルである。続いて食事前に堪能した家族風呂へ。何と良太くんは再度痛い目にあったせせらぎの湯へママたちといっしょに入浴。今度は無事に帰ってきました。再びパパと合流してもう1つの家族風呂の「ほたるの湯」へ。ここはせせらぎの湯よりはかなり狭い2〜3人用サイズの内風呂です。

何てことない小さな内風呂温泉なのですが、面白いのが天然のサウナ室がついているのだ!これが天然のスチームサウナというか?むし風呂とでもいうか?なかなか面白いものでした。但し、暑いというより?むしぃ〜とすごい湿度で(当然ですが)不快指数満点のサウナでした。でも暑くないので長時間入れるかもしれません。(ちなみに昼間はすごく明るいお風呂なのだ。)あっという間に全お風呂探検成功。どれもたいへん良かったです。そして、最後にのんびり楽しみたいのが、自慢の部屋風呂です。それは立派な部屋風呂がついています。これは贅沢最高です!

白い湯の花がいっぱいで、いかにも掛け流し温泉って感じで好きです。この時期はホント露天風呂には最高の季節です。真夏だと暑すぎて露天風呂を楽しむというのはかなり難しいですし、冬は冬で寒くて湯からあがるとすぐ寒くなる。5月は長風呂できるし、熱くなったら腰掛けているとホント風が気持ち良いので最高です。温泉好きのパパ&良太くん&菜優ちゃん、気がむいては何度も温泉を楽しみました。やはり家族風呂は最高だ。
とりあえず真優ちゃんは部屋風呂は我慢してお部屋でお留守番。これが真優ちゃんには気にいらないようで、部屋でずーっと地団駄ふんでいます。でも、理江ねねもいて遊んでくれるし、広い部屋で走れるし、ベッドもあるのでそれなりに満喫はしているようですが・・・温泉だって十分入ったので許してね。とりあえず十ニ分なほど温泉満喫してお夜食に。湯布院名物Pロールだ。なるほどしつこくなく美味しいロールケーキだ。人気のロールケーキを口にしながら、ママと理江ねねは夜遅いにも関わらず評価で盛り上がる。なるほどこれが行列のできる味なのか・・・パパは冷静に味見です。まぁ美味しいかな。
ベッドに眠った良太&菜優ちゃんのあまりの寝相の悪さに障子を破いてしまうというハプニングがあって、急遽深夜キッズたちは布団へ移動。確かに足元が障子で嫌な予感はしていたのですが、こういう悪い予感は的中する。でも流石香洛庵さん。何のおとがめもなく、「気にしないで下さい」で快く了解頂きホント感謝しました。いやぁ〜良い宿だぁ〜。朝食もうまかった。特に美味しいサラダの量のすごいこと。腹一杯です。出発前に再度部屋風呂堪能。理江ねねなんか足湯だって。菜優ちゃんはちょっと勘違い・・・水遊び?お湯遊び?で大はしゃぎ。いやぁ〜良い湯でした。

出発前までスタッフの方と楽しく談笑。気さくな方なかりで話ていてホント楽しかったです。最後に全員集合で記念撮影。香洛庵のスタッフの皆さん、ホントお世話になりました。この内容で\16800。いやぁ〜リピーターが増え続けるのが当たり前だ。我が家もこれで大のお気に入り宿に。年に1度は訪れたい宿となりました。スタッフの方に見送られながら(さり気なく車の向きも出発方向にかえてあるなんて心憎いサービスだ)再度湯布院散策へ。ずばり本日はお土産タイムだ。理江ねねは友人用のお土産を大量に購入していく。湯布院は面白い店がいっぱいあって決めるのはたいへんだ。案の定予定時間いっぱいまで使っても買い切れず、結局残りは福岡空港に残すことに。本日は真夏のような晴天だ。暑い!湯布院散策は疲れた。何度もアイスゲットして休憩。但し、パパのメインイベントはこれから、定刻に湯布院出発し、いざっ別府の北にある日出町へ。この初夏のみ日出町は全国から注目される。まちろん名物の「城下カレイ」のシーズンだからだ!

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いよいよ城下カレイだぁ〜!

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