2005年2月 長崎ランタンフェスティバル! その2
(いよいよ夜のランフェスと長崎グルメ!)

中央公園のすごい人込みに疲れたぁ〜。その後どうしてもママが長崎のテディベアショップ「Beeps」に立寄りたいということで、わざわざ眼鏡橋よりも先の公会堂近くの店舗まで行くことに。何故長崎まで来てテディベア見に行かないといけないのか?ママ以外の4人はかなり???。それもパパ行きつけの美味しいお寿司屋さん予約してあるのに・・・。ショップについてもただただオーナー夫人と雑談するだけ、そりゃもうママが探しているような超レア物などそのへんにあるはずがない。ところが知る人ぞ知る「真珠」というレアチーキーを発見ししばしトキメいていたようだ(非売品ということでただ眺めるだけ残念でした)。何とかショップから出ることに成功し、急ぎタクシーで平和記念公園近くのパパお気に入りのお寿司屋さん「さくらい」へ。個室を予約しておいたのでどんなに我が家のキッズたちに騒がれても平気だ。安心して長崎の海の幸を堪能できる。準備OKだ。ここ「さくらい寿司」はたいへん美味しい魚を食わしてくれる。とは言え、ここが特別ではなく長崎はどこでもホント魚が美味い。おそらく九州以外の方には、長崎=ちゃんぽん、中華料理。知っている方で卓袱料理、トルコライスって思われるだろう。それらももちろん美味しいのだが、全般的に魚は大分県を凌ぐ程の美味さだ。少なくとも福岡よりは格段に美味い。

年間通して平戸のヒラメ、ゴンアジ、野母アジ、吟サバ&アジ等々ブランド魚も数多い。今晩の刺盛りは、中央にこれまた長崎の名物「鯨の畝(うね)」。ここさくらいは肉厚で美味い。他にもサエズリ(舌)やサーモン、赤身等鯨刺身はホント美味い。長崎に来たらぜひ賞味して欲しい。他には丁度今が旬のヒラメやキビナゴ。キビナゴは酢味噌で頂くと最高である。どれもホント美味い。とにかく歯ごたえが違うのだ。特にここさくらいさんのしめ鯖は格別だ。生でなく、あえてしめ鯖がホント美味い。しめ鯖であれば関東にいる頃から良く食べたので比較できるが、まるで別ものと言える程違う。いかにサバ自身が上物かとということである。パパ好きなスリ身揚げもいつも美味しい。若大将よりメニューにないヒラスの肝ポン(肝のポン酢あえ)、ヒラスのカマ焼き等をつくってもらいいつものように大満足。最後に握りをもらってフィニッシュ・・・の前に鯨の握りをもらうことに。なかなか鯨の握りなんて食べれない。パパもこれにはご機嫌。ママも大口あけて一口でいってしまった。もちろん美味しかったとのこと。最後に苺のデザートの差し入れ頂いた。これだけしてもらうと又すぐに来なくてはならない。皆に満足してもらいディナー終了。

タクシーで新地へ。このタクシーの運ちゃんたいへん親切で楽しかった。しかし、バリバリの長崎弁にママはじめ皆???で少々驚いたようである。ようやくランフェスのメイン会場、新地の中華街にある「湊公園会場」へ到着。いやぁ〜ものすごい人!驚き!さぁ〜て会場へ突入だ!みんながんばれっ!いつもは中華街すぐ脇にあるおじいちゃんたちの囲碁や将棋などの憩いの場である静かな湊公園が、この時期だけ変貌する。あまりの明るさにびっくり。入ってすぐ1番目立つところに今年の主役、高さ約8mもある今年の干支、酉のオブジェ「金鶏報暁」がそびえ立つように輝いている。

狭い公園をぐるーっと囲むようにランタンオブジェのステージが設営され、正面にはイベント用の大ステージ。今晩はFMの生放送中。左右には1Fが数多くの出店、2Fが三国志の勇者たち、虎などの奇麗なオブジェが数多くならぶステージになっており、カメラマンと観光客の視線を浴びている。とにかく足の踏み場がないという感じだ。左写真の正面ステージ側写真は、右写真中央の菜優ちゃん肩車しているパパが撮影したもの(2枚貼り合わせたらちょっとずれてるけど)。よって、ステージの真向かいにはパパたちのいるこれまた数多くのオブジェがならぶ1番人気のエリアがあり、、会場全体をランタンオブジェで囲むようなレイアウトになっている。

後方オブジェゾーンの上には、これまた数限りないほどのランタンが飾られており、菜優ちゃん興味津々。特にいくつもの金魚型のランタンはとても可愛くて皆に大人気であったようだ。鷲も勇ましく格好良い。では1番の人込みの後方ゾーンに突入!皆のもの続け!いやぁ〜人の数もすごいが、色とりどりのオブジェの数もすごい!普段の湊公園知っている方であれば、こんなに多くのオブジェと人が入っているのがホント不思議であろう。信じられない。青く輝く麒麟も大きく、力強くかっこいい!しかし、菜優ちゃんはかなり恐いようで麒麟にらみつけたまま、カメラ目線には絶対になってくれない。
続いて口と眼が輝くパンダのオブジェ。ここは前が椅子になっていて腰掛けての撮影ができる。それにしてもパンダの顔ってこんなに恐い顔してたっけぇ〜?すごく恐ろしい顔だ。当然菜優ちゃん恐ろしい口から眼が離せない。象のオブジェには小学生までが乗って撮影ができる。これもパンダに続いて全く可愛げのない顔だ。菜優ちゃんにとってはちょっとしたお化け屋敷に来たような風貌のオブジェも多く気が抜けないようである。中には孔雀のように光り輝く素晴らしいものもあった。写真では全く表現できていないが、これはホント美しい幻想的なオブジェである。龍のオブジェも美しいが菜優ちゃんの眼には、天空を泳ぐ可愛い金魚ランタンしか入らない。これには「可愛い〜!」と絶賛。

中華街からの入り口には、これまた有名な竜宮門が一段と美しくそびえ立つ。皆、縁起物?順番?なのか列をつくってこの竜宮門をくぐって中に入っていく。段差があるので真優ちゃんのベビーカーは断念。よって良太くんだけならぶことに。この竜宮門は他のオブジェと違い、全面光輝いているので美しさが別格だ。しばし待っていると良太くん、輝く竜宮門より出てきました。う〜んやはり嬉しそう。他にも紹介できなかった奇麗なオブジェがいっぱいありました。「ランフェスは言われている程綺麗じゃないよ」「たいした祭りじゃないよ」と耳にしていたが、なんの予想をはるかに覆す美しくオリジナリティがたいへんあるお祭りでした。ぜひ、ここ湊公園会場だけでも良いので1度を足を運んでみてもらいたいと思います。

丁度メイン会場の湊公園の前には、中華街の南門があり、もちろんここから先の中華街も綺麗にお祭りしています。肩車されている菜優ちゃんの手が届きそうなくらいの位置にびっしりとランタンが装飾されていて、湊公園と違ってランタンのみだがこれもたいへん奇麗なものだ。いつもであれば、21時頃となるとすでに静かになっている中華街であるが、ランフェス中は特別だ。江山楼などの人気の中華店の入り口前には長蛇の列。狭い道に立ち並ぶ夜店や土産店からの角煮まんじゅうやぶたまんの美味しそうな臭いはたまらない。お腹いっぱいお寿司食べてきたのに・・・まだいけそうな予感。でもここは我慢。
美味しい臭いの中華街を無事通り越してきて、今度は中島川にかかる「鐵橋会場」へ。ここは中島川にかかる数多い橋の中で唯一橋上会場となっているところである。1つ南側の中央橋からだと川面に映るランタンの美しさも楽しめる。鐵橋会場の大オブジェは西遊記の孫悟空だ。ここは川風が吹いて寒〜い。どうせここまで来たので、一応観光名所の「眼鏡橋」も見ておこうか?ということになり徒歩約5〜10分。オランダ坂とならぶがっかり名所?の眼鏡橋へ到着。
眼鏡橋は22時頃までライトアップされており(ランフェス期間以外も)案外奇麗だ。残念ながらそのライトアップもたいへん寂しげな灯りのみなので、写真では暗すぎて雰囲気は表現できなったがとりあえず人気観光スポットとして未だ健在である。かく言う我々でもとりあえずだが訪れたくらいなので・・・。良太くんたちは今回眼鏡橋初訪問。「どこが、眼鏡なのぉ〜?」とかなり期待外れだったようだが?帰りは良太くんが「どうしてもちんちん電車乗りた〜い!」と言うのでものの2区間だが乗ることに。電車の駅と違って電停は狭く到着する電車も実は迫力ある。間近でピーと鳴らされてびっくり良太くん。良太くんが持っているプラレールのちんちん電車と同カラーなのでより親近感があるようだ。ホテルは終点の正覚寺下と思案橋の間にあるので、車内はガラガラ。
丁度鐵橋会場付近のアーケードのランタン飾りが車中からも綺麗に見えました。あっという間に思案橋に到着。残念ながらここでお別れ。電車ファンも良太くんも満足の長崎のランタンフェスティバルでした。ホテルはトリプル仕様。いつもならとっくに寝ている時間なのに今晩は皆興奮してしまって遅くまで大騒ぎでした。明朝はのんびりになりそうです。おやすみ〜。
2日目も晴れとはいえないが雨の心配ない感じで、天候には恵まれ良かった。ホテルでバイキングのモーニングを食べて準備完了し、1度チェックアウト。フロントに頼んで車はしばらく停めさせてもらうことに。いつも利用しているホテルはこういう時に融通が聞いて助かる。感謝。本日のスタートは長崎を代表する名跡の「崇福寺」
。昨晩湊公園会場で列をつくっていた竜宮門のオブジェの本物が待ち構える。オブジェは黄色だったが実物は奇麗な赤色。美しい。明時代の僧侶が創建した独特なものだ。その竜宮門前には菜優ちゃん苦手な強面のオブジェがありドキドキ。階段上がっていくと、国宝の第一峰門がある。実は竜宮門よりこちらの方が貴重なんだそうだ。知りませんでした。
他にも国宝がいっぱいあるが、今日はやはりランタンの方が勝っているようで美しい。スケジュールの関係上、明るいうちに来てしまったが、夕暮れ以降のランタン点灯時に来たらさぞかし美しかったであろう。全国のカメラマンが集まっており、良太や菜優ちゃんは恰好のターゲットとしてリクエストに答えて何度もポーズ決めていた。まるでモデルの2人、悪い気はしないようでご機嫌のようだ。でもこの独特の雰囲気良いものでした。正覚寺下電停から歩いてすぐです。

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