2007年3月 さよなら九州旅行 第2弾! その2
(ファイナルは南国・宮崎へ!)


青島名物「鬼の洗濯岩」あらわる!

磯を覗き込むと何となく、鬼の洗濯岩の面影は見えるもの想像したものとは明らかに違う。まぁ〜とりあえず鬼の洗濯岩は後回しで、折角歩いて来たのだから青島散策へ。赤い鳥居をくぐると青島神社へ到着。

青島神社と言えば、ジャイアンツ選手団が2月1日の宮崎キャンプスタート時に参拝することで有名だ。境内横には、原監督はじめジャイアンツ選手の絵馬が飾られている。早速ジャイアンツファンのパパが原監督の「奪回」と力強くかき込まれた絵馬と記念撮影。「今年こそ頼むぞ!」とパパもかなり力んでおりました。青島神社は、日子穂穂手見命(ひこほほでみのみこと)、后の豊玉姫命、塩椎神(塩椎老翁)を祀っており、日子穂穂手見命は山幸彦として親しまれており、「海幸彦 山幸彦」の神話はここ青島海岸が舞台となっているんだそうです。

ちょっとした熱帯植物園のような参道を進むと、元宮があらわれる。ここには2つの縁起物があり、1つめが「天の平瓮投げ」です。これは平瓮(白いお皿)を\100で購入し、平瓮に小言で願い事をし、投瓮所から磐境めがけて投げる。磐境におさまれば心願成就。平瓮が割れれば開運厄開とのことです。良太くん、早速チャレンジするも、平瓮は残念ながら大ホームランで磐境の上をはるか彼方へ・・・でも、割れる音が聞こえたので無事開運厄開です。よかったよかった。

もう1つは「紙縒」。いくつかの色にわかれた紙紐のようなものを鈴緒に結ぶと願いが叶うとのことです。紫が心身健全、緑が生業成就、黄色が商売繁盛、赤色が安産、白色が心願成就だそうです。願い事にそって1本とって、鈴緒にしばります。

おそらくこの2つは、最近はじまったもので長い歴史があるようには思えなかったですが面白い吉事だ。キッズたちも楽しめたようだ。朱色の楼門等すごく派手な青島神社。楼門くぐった先に見える真っ青な日向灘の美しさも最高です。

サンセットの青島も綺麗で良いものです。残念ながら鬼の洗濯板は見れなかったので翌日再トライすることに決定。とりあえず青島散策終えて、ホテルへ帰宅。食事の前に楽しみにしていた温泉へ。ここ青島観光ホテルは、「綿のようにやわらかく絹のようにすべらか」と言われる無色透明のアルカリ性温泉で、化粧水いらずの名湯とも言われているようです。実は、先々週に黒川&嬉野温泉を堪能したばかりだったのであまり期待していなかったのだが、どっこい名湯に負けてない、青島温泉はすごく良い。うたい文句とおり、美肌湯と言われる嬉野温泉をはるかに超えるねっとり湯で、まさにローションが入っているのでは?とホントに疑ってしまうほどの素晴らしい湯で大満足でした!
夕食はランクアップして「日向膳」へ。まずは独特な形状が面白い宮崎特産の「アサヒ蟹」。ゆで上がるとホント真っ赤になるので縁起物としても人気のようです。小さ目の蟹なので食べごたえはないが、美味しいというよりは珍しい・・・という蟹でしょうか。続いて、宮崎の海鮮ものと言えば「伊勢エビ」。伊勢エビらの刺し盛りが出てきたのだが・・・日向膳の写真では、立派な伊勢エビの姿盛りだったのに、実際には刺身のみで頭や尾がない!(もちろん刺身自身は問題なくあるのですが)こりゃ駄目でしょ。パパ大クレーム。人不足で回収せずに初めからみそ汁にしてしまうというのも理解できない事ないけれど・・・やはりそれは手抜きでしょ。ネットの画像でもお頭付きなんだから。味は良かったんだけどね。実は旬の筍の刺身が最高でした。

日向膳は海の幸だけでない。全国区ではないかもしれないが、ブランド牛の「宮崎牛」も特産だ。その宮崎牛の鍋も期待大!う〜ん、美味い。とろけるねぇ〜。キッズたちはお子様ランチ。でっかい海老フライにかぶりつきます。

料理は少し期待していたのだけど、青島に数件あるリゾートホテルでは、料理が売りという訳ではないのでネット情報を鵜のみにするとかなりがっかりする。部屋食も無理でレストラン食になるのは仕方ないが、夕食時間選べても、行った時にはほとんどの料理が出されていてのんびり頂くという雰囲気は全くない。そればかりか食事し始めてすぐに、宮崎牛の鍋に火をつけられた。おいおい、ビール飲みながら刺身も食い終わってないのに、鍋に火入れるってどういうこと?何度も油もってこさせましたし、鍋のおだしももちろん追加です。こういうサービス面がファミリーホテルは劣りますねぇ。仕方ないかぁ〜。蟹のグラタンも冷め気味・・・。でも宮崎牛はGood!
パパはのんびり宮崎芋焼酎を楽しむ!芋焼酎は鹿児島が有名だが、宮崎も負けていない。入手難の超ブランド焼酎もいくつもある。そんな芋焼酎王国の宮崎焼酎の中から、パパは「日向木挽古秘」を堪能。美味い!そんな焼酎を楽しんでいた、宮崎牛を最後に残しておいたのに、そこを良太くんにつかれた。とっておいた宮崎牛を食べられたぁ〜!がっかりのパパ、ご機嫌の良太くん。それでも最後に美味しい伊勢エビの味噌汁があるから大丈夫。
滅茶苦茶美味しかったぁ〜っという訳ではないし、サービス&質も予想していたよりも良くはなかった・・・だけれど春休みに安価な設定だから仕方ないとも言える。そういう意味では、ボリュームという点は合格だからまずまずとしよう。食後は、キッズたちとお約束のゲームコーナーへ。毎度の良太くんvsパパ。何とこういったゲームでは久しぶりにパパが勝利!パパ、ガッツポーズ!良太くん悔し涙。
菜優真優ちゃんはママとぬいぐるみ狙いのUFOキャッチャー挑戦。「欲しい〜!」と叫ぶのは良くわかるが、どうしても取れない。最後は良太兄ちゃんまでがんばったけど、結局駄目でした。とりあえず、お腹いっぱいになってゲームで遊んで大満足です。部屋に帰っても大騒ぎのキッズたちでしたが22時過ぎ頃にはキッズたち爆睡。おやすみなさ〜い!宮崎初日終了。

翌朝は、早速お気に入りの温泉へ。夕朝で男女温泉入れ替わり。パパ&良太兄ちゃん&真優ちゃんが、露天風呂付きになりました。海風がつごく気持ちよくてGood!そして、繰り返しになるが何よりGoodなのが、やはりここの湯。ホントすばらしい湯だ。まるでローションが入っているようなとろみのある湯だ。美肌の湯で有名な嬉野温泉に比べても見劣りしないというか?パパママ共に青島温泉に軍配だ。

露天風呂の他にも五右衛門風呂や檜の樽風呂などいろいろあって大喜びだ。お肌もツルツルだし、ことお湯に関してはかなりの高得点な宿だ。これぞ美肌の湯だと思うので、温泉通はぜひどうぞ。朝食はバイキング。何よりレストランからの眺望が素晴らしい。眩しいほど青い日向灘と広い空、そして青島。チェックアウトぎりぎりまでのんびりして出発!

チェックアウト後、車はホテルの駐車場におかせてもらって、そのまま昨日に続いて青島散策へ。干潮は約11時半。少し早いが、期待の「鬼の洗濯板」は現れているだろうか?遊歩道歩いていくと、青島周辺の色が昨日とは違う。わぁ〜見事に汐がひいている。途中、綺麗な貝側探ししながら青島に渡る橋へ。

うわぁ〜昨日とは全然別世界。天然記念物の「鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩とも言いますね)」が見事に姿を現れました。約一千万年から八百万年前の地層(硬さの違う砂岩と泥岩)が侵食により独特な形状へ変化したのだそうだが、それにしても不思議な光景だ。

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