2007年1月 門司港レトロ サイクリング! その2
(門司〜下関サイクリング散策!そしてブレーク寸前?「焼きカレー」!!


壇ノ浦合戦の源平の大将、源義経vs平知盛!

九州鉄道記念館のキッズたちの人気は、ミニ鉄道公園だ。ここはJR九州の電車がレール幅45mmで単線、複線に信号やポイントも本格的で、本物そっくりの感覚で乗車できるアトラクションだ。本物と同じ感覚っというのにはやや無理が有るが、少なくともどこのキッズたちにはえらく人気のようだ。JR九州がほこる「つばめ」「かもめ」「ソニック」「ゆふいんの森」の各特急と一般列車の計5種が用意されている。我が家のキッズたちは九州を代表する特急「つばめ」を選択。

なるほどコースは結構複雑で、ポイント前で自動で停止したり、単線、複線が入り交じり、おそらく結構しっかりとしたシステムで運行されているようだ。笑顔のキッズたちを乗せたつばめ号は快調に走っていきます!

JR九州のデザインはなかなか格好良い。斬新で派手で嫌いではない。1周たった2〜3分だろうか?無事駅に到着。これだけでも笑顔で手を振りご機嫌。キッズたちは元気で素晴らしい。ちなみに1回300円だ。1人いくらではないのは好感がもてる。

再び自転車にまたがって出発!最初に立ち寄ったのは「さつま芋専門店 芋伝説」!まさしく門司の名物店といってよい。ホントどれも美味しいそうだ。たいていの観光マップにのっている。とはいえ、我が家は初めて、はたしてどんなに美味しいのだろうか?ママはスィートポテトをゲット。ママ&菜優&真優で美味しく頂く。もう口にするだけでとろけてしまうほどで、抜群に美味しい!っとママも太鼓判。

もちろん菜優真優シスターズもお気に入り。美味しかったようです。ちなみに3個で400円。その先には、目立ちませんが「バナナ叩き売り発祥の地」の碑があります。イベント時には本場のバナナの叩き売りの実演が見られるそうです。面白いらしいよ。その先には、門司港レトロの観光スポットの1つ「旧門司三井倶楽部」へ。大正10年(西暦1921年)、三井物産の社交倶楽部として建築され、その後所有が国鉄に移ってからは門鉄会館と呼ばれていたそうです。

あの有名なノーベル物理学者アインシュタイン博士夫妻が宿泊されたことでも有名で、その部屋は当時の状態のままに保存されているとのことです。今はレストラン三井倶楽部となっており、格式ある室内の雰囲気は大人気らしい。でも、キッズたちはまるで興味なし。そりゃそうだろうね。そればらばと港までサイクリング。人気の「ブルーウィングもじ」へ。これは国内最大級の歩行者専用はね橋です。10時から16時まで毎時00分からはね橋の開閉が始まる。開閉スタートから戻るまで約20分間。ジャストタイムに到着できました。早速、ブルーウィングの開閉スタートです。わぁ〜と歓声が飛びます。

もっとゆっくり開いていくのかっと思っていたが、意外とスピード感があってぐぃーって感じでドンドン上に上がっていく。橋の周りには写真ではわからないがすごい数の見学者が集まっているのだ。旧門司税関などが残る門司第一船だまり両岸のレトロ地域を結ぶ遊歩道の一部として平成5年に完成したブルーウィングの開閉ショーは、門司港レトロの人気の的です。うわぁ〜随分と上がってきました。

丁度開閉MAX状態です。下関側を眺めるとブルーウィングの両橋の間から、関門橋が眺められます。港側を眺めると歴史ある旧門司税関のレトロな建物と近代的な高さ103mの門司港レトロ展望室の眺望も楽しめる。実に良い感じ。20分後、無事開閉ショー終了。元の遊歩道の橋の戻りました。自転車ももちろん通れます。橋の上からレンガ調の旧門司税関を眺めます。これぞ門司港レトロという眺めですね。

「旧門司税関」は、明治42年の門司税関発足と同時に明治45年(1912年)に建てられた煉瓦造り瓦葺平屋構造の建築物で、昭和初期まで現役だったとか?すごく重厚な建物ですね。そしてその向かいには「国際友好記念図書館」があります。これも旧門司税関に負けない重厚感です。明治35年に大連氏に帝制ロシアが建てたドイツ風建築物で、北九州市・大連市友好都市締結15周年を記念して複製建築されたものです。とにかく素人が見ても凝っているというのが良くわかる建築物だ。このへんのウォーターフロントをサイクリングしていると門司港レトロというネーミングが良くわかる。ここでレンタルサイクルを返却しサイクリング終了(17時で終了のため)。徒歩で港にある「海峡プラザ」へ。

海峡プラザにはお土産ショップがいっぱいある。その中でも1番人気ともいえるのが、「干物屋さん じじや」。ここの霜降りアジが大ブレーク中!!霜降りアジ?外国産のアジらしいが脂ののり、サイズともにものすごいらしい。ここの店だけお客の入りが別物というくらいの人気。へぇ〜それならば野次馬根性というのか、食べてみようということでゲット。楽しみ!!(翌朝食べましたが、関アジや野もごんアジ等いろいろ煩い我が家の評価も100点満点。実に美味い味でした。お勧め!)。そして門司港名物のバナナマン。バナナの叩き売り発祥の地の門司港の人気者です。実は伝説の干物屋さんじじやの店長の仮の姿です。キッズたちにも大人気!

ママのお買い物の間、キッズたちとパパはのんびり門司港レトロの眺望を楽しみました。何か時間的にのんびりしており、良い雰囲気です。門司港レトロの散策はこれにて終了。実はこの後に楽しみが待っているのだ。それはディナー。門司港には今や大ブレーク寸前の「焼きカレー」たるものがある。焼きカレー??九州のTV番組では良く取り上げられ、その名もかなり広まりつつある。小倉の焼きうどん以上の名物を目指しているようだ。各ポイントには「焼きカレーMAP」も無料で配布されており、その力の入れようはすごい!早速我が家も焼きカレーMAPをたよりに美味しそうな店を厳選。「ラ・カフェ」に決定。

1955 年(昭30年)ごろ、門司区栄町銀天街にあった喫茶店のメニューにあったのが始まりとされている焼きカレー。簡単に説明すれば、カレードリア。ご飯の上にカレーとチーズ、卵をのせてオーブンで焼いたものだ。正直あまり期待してはいなかったのだが、その味は・・・予想に反して実に美味い!!ホント美味い!こりゃいけるぞ。ママパパもキッズたちも皆合格サイン。へぇ〜焼きカレー面白い。

カレーライスと違って焼いてあるため、皿にこびりつくお焦げが美味い!アツアツ感もたまらない。ボリュームも十二分だし、たっぷりチーズに卵も正解。実にバランスがよいよ。ホントっ。門司港レトロが必死に名物化しようとしている焼きカレー、我が家はぜひお勧め致します。門司港に20軒くらいあるのだろうか?もっとあるのかな?ぜひ皆さんにも味わってもらいたい味です。焼きカレーセット(サラダにフルーツにドリンクついて)1000円。悪くないです。

それに想像ですが、ここラカフェって特に美味しいんだと思いますよ。あぁ〜納得。大満足です。外見は平凡な喫茶店に見えるかもしれませんが、カウンター席は関門海峡を眺められるし、悪くないですよ。あぁ〜美味しかった。店を出ると外は綺麗なイルミネーションで輝いていました。門司港レトロの夜景もすばらしいですね。関門橋も綺麗にライトアップ!

昼間渡ったブルーウィングを再び渡りました。ここからの門司港レトロの夜景も良い感じです。旧門司税関や国際友好記念図書館もライトアップにより昼とは違った顔を見せます。ちなみに北九州屈指のデートスポットだそうで、まわりはカップルがチラチラと・・・ファミリーで大騒ぎしましてすみませんでした。
これが門司港レトロの美しい夜景です。写真では夜景だけに中々美味く表現されておりませんが、門司港ホテル、海峡プラザ、ブルーウィング等がある第一船とまりの夜景が、そのまま海面に写りホント美しいです。その上、門司港レトロ展望台よりスポットアップされており、しばし眺めていたくなるような夜景でした。このレトロ感と近代感が上手くMIXした門司港レトロ・・・1日観光、特に1日サイクリングに最適です。焼きカレーとセットでファミリーサイクリングにお奨めです。

門司港レトロ倶楽部 http://www.retro-mojiko.jp/index.html

焼きカレーMAP http://www.retro-mojiko.jp/news052.html

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