2005年8月 秘窯の里「伊万里大川内山」へ!
(おばあちゃんといっしょに伊万里牛堪能!そして良太くん絵付け挑戦!)


伊万里焼きといえば「登り窯」

暑いお盆前、東京のおばあちゃんが来福してくれました。お正月以来なので良太くんはじめ皆大歓迎。到着初日はひと休みしてから外食へ!おばあちゃんは実は九州はじめて!早速期待の福岡の美味しいものを堪能するためリクエスト聞いてみるとまずはモツ鍋食べたい!とのこと。福岡にはホント美味しいモツ鍋屋さんがいっぱいあるが、我が家はいつも「やま中」さんです。おそらく人気No1でしょう。ホント美味しい。やま中の味噌モツ鍋最高です!モツのおかわりしてから、もちろんラストの〆はちゃんぽん麺!これで決まりです。関東のモツと物が違うのにおばあちゃんも驚き!

翌日は午前中に福岡の台所「柳橋市場」に行って鮮魚のお買い物。続いて午後から天候回復のため、これも定番中の定番「太宰府天満宮」へ。平日の夕方と言うこともあり天満宮も今日はガラガラ。人の少ない天満宮もなんか寂しいものですね。ここでは、名物?人気のおみくじの「うそ」!うそは幸運を呼ぶ神鳥とされ「梅ヶ枝餅」とならぶ太宰府の名物である。当然ですが良太くん早速うそのおみくじ挑戦。まずまずだったようです。ちなみに天満宮ではこの「木うそ」を交換しあって「嘘を誠にする」という「うそ替え」という神事も1月に開催されます。明日はいよいよママ&おばあちゃん期待の伊万里へ旅行だ。

佐賀県の西部に位置する伊万里市。伊万里市と言えば皆さんは何を思い浮かべますか?「伊万里焼」「伊万里牛」・・・やはりこの2つでしょう。何せ「有田焼」とならび賞賛される「伊万里焼」、そして高価な佐賀牛の中でも格別の存在であり、全国の食通を唸らせるブランド牛「伊万里牛」。どうせならばどちらも堪能しないと勿体無い。と言う事で伊万里で1番の人気店「ステーキレストラン勝」をランチ予約済み。早速美味しい伊万里牛を皆で頂こう!まずはコースメニューのためスープから。これが菜優ちゃんたちには美味しかったようでご機嫌。いつもと違ってかしこまってやや良い子です。菜優ちゃん&真優ちゃんは伊万里牛100%のハンバーグを、良太くんはじめ大人たちは伊万里牛のロースステーキ。でてきましたぁ〜美味そう〜!伊万里牛の多くが松阪で解体され松阪牛として世に出るらしいが流石美味い肉だ。

ここは有名な松尾牧場の直営店で、正真正銘の伊万里牛を格安で食べれることでたいへん有名店なんです。期待のロースステーキに特製ソース(2種類あります)をかけて頂きます。写真では結構あっさりに見えそうですが、なんのなんの・・・分厚くてそれは見事なお肉です。本来であればカウンター席に座り眼の前で生肉から焼いてもらうのがお勧めですが、何せ我が家は大所帯。その上ちびが2人もいるのでカウンター席は残念ですが断念。ぜひこのステーキの生肉見たかった。それは見事な霜降りだと思われます。すごく分厚いのにとろけるような柔らかい肉質・・・最高!ちびっ子たちのハンバーグも全然違〜う。美味い!

見て下さい。やはり美味しいもの頂いている時の表情は違いますね。充実顔・・・でもフォーク&ナイフに緊張ぎみかな?ホント美味い。GWにJA佐賀直営店で頂いた佐賀牛と甲乙つけがたい逸品でした。もちろんママもパパもそしておばあちゃんも絶賛!地元だとやはり比較的安価で頂けますが、これ福岡だとすごいことになります。当然東京だったら・・・恐ろしい金額でしょう。多少高くても美味しいもの食べると大満足!もちろん本日も大合格!ところがいけない忘れてた。ステーキとならぶ逸品「伊万里牛の握り」。パパが好きで食べないと帰らない。テーブルにくるやいなや、良太くん握りぱくり!「美味〜い!最高!」だって。

美味しいはずだよ、見て下さいこの素晴らしいお肉。美味しそうと言うか美しい!惚れ惚れするような霜降りです。これ5カンで\1050。安いよねぇ〜。ちなみにロースステーキコースも\3150だったかな?これも安い。安くてすご〜く美味い。ありがたやぁ〜ありがたや!国道202号沿いの人気ステーキレストラン勝の売りはもちろんその美味しい肉を頂けることだが、併設する精肉店も穴場です。何よりその素晴らしい伊万里牛がこれまた超安価で購入できるからびっくり!霜降りのすばらしいロース150g前後が2千円もせずにゲットできるのだ。それも1500円もあればそれは立派なものが手に入る。もちろんお土産にいくつか購入です。ホント美味しかった、伊万里早々に好きになりそう・・・単純です。それほど伊万里牛・・・流石の味でした。

美味しい伊万里牛を堪能した後は、「秘窯の里 伊万里大川内山」へ。ここは鍋島藩の献上品等特別な焼物「鍋島」を焼き上げそして継承した上、外部にもれないよう関所まで設けられた藩の秘窯とされていたところです。「大川内鍋島窯跡」として国の史跡指定だそうです。 すごく雰囲気があって良いところです。何せママがぜひ1度は来たくて・・・と以前より熱望していたところです。今回はただ伊万里焼を眺めに来た訳でもなく、ママ&良太くんは体験コーナーがあります。良太くんは人気の伊万里焼の風鈴の絵付けに挑戦。まずは用意されている風鈴に鉛筆で下書き。かなり真剣モード。こんな真剣な顔めったに見せません。

続いて1番はしゃいでいたママ期待のロクロ初挑戦!いろいろレクチャーは受けていたようだが、なかなか難しそうだ。早速初挑戦スタート!まずは両手のひらで包み込むように整えながら上へ伸ばしていく。応援の菜優ちゃんも興味津々。そりゃそうだろう菜優ちゃんたちには粘土遊びくらいにしか見えないはずだ。そんな中ママはかなり緊張&真剣モードで静かな挑戦が続く。

変わって良太くんは、下書き終わらせて絵付けに初挑戦。ところがママ同様これも大苦戦。確かに絵付け用の細筆は使った事がない。筆というものに慣れていないために細く、薄く書くということが出来ない。かなり難しい顔しながら悪戦苦闘。何とか初挑戦終了。可愛い風鈴と中皿完成です。「駄目だぁ〜難しい!」とのことでした。出来はともかく初挑戦できたこと嬉しかったようです。大満足顔でした。

またまたママのロクロ体験に戻ります。1個目を仕上げたがイマイチ・・・に終わり、2個目に再挑戦中!次は立派な風鈴つくるぞ!少々慣れてきたようでやや余裕もでてきたようだがどうかな?まずは手で形をととのえて、黄色のスポンジで表面を滑らかにして、ペーパーで口の部分を綺麗に仕上げる。ロクロ作業はただ手で伸ばして、形成するだけかと持っていたが、いろいろキットをつかって綺麗に仕上げていく。なるほどなんとなく見れてきた。
まずまず満足いくものが出来上がると仕上げ作業だ。糸でそ〜っと切れ目を入れて、両手でそっと持ち上げてテーブルに置いて出来上がり!なかなか上手くいったんじゃない?ロクロ担当のお兄さんによると陶器より磁器の方が難しいらしくまずまずの評価とのこと。又、素人は奇麗に仕上げる事ばかり気を使うが、ちょっと失敗?したような方が表情があったり特長があって面白いんだそうだ。ママはこれでもまだ納得せず挑戦はしばし続く!


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(ママの挑戦と伊万里散策つづく!)

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