2005年1月 究極の豊後グルメ旅!
(臼杵のふぐ、佐賀関の関アジ&関サバを食え! その3)

臼杵ふぐ堪能から一夜あけて朝食は、料亭側に渡り自慢の庭園を眺められる特等席でいただく。なるほど立派な庭園だ。池を泳ぐ鯉もすごいデカさ。美味しいお粥と河豚の西京焼き、湯豆腐に関あじのづけなど、なるほどやはり食事は美味い。そしてシチュエーションも最高だ。とりあえずいろいろ問題も多い宿ではあるが、食事は申し分ないので興味のある方は参考にされれば良いと思う。部屋代とは別にふぐコースの料理代が12000~からとなる。大分ではかなり高価な方かもしれない。最後に何も飾りのない白壁造りの玄関前でハイポーズ!ちょっとした贅沢気分を味わって宿を後にすることに。本来は奇麗な城下町で有名な臼杵市内をまわりたかったのだが、パパの念願の佐賀関までまわらないといけないため、国宝の「臼杵石仏」のみ観光することに。臼杵石仏は約1000年くらい前の平安、鎌倉時代に彫られた約60余体の磨崖仏である。

入園料支払って、中に入るとバリアフリーになっており真優ちゃんのベビーカーも苦にならず有難い。何か所かに分かられて石仏郡がある。まぁ良くもこんなに上手に彫ったもんだというくらい綺麗に造り上げられいる。少々驚きである。各々の石仏の顔の表情も違っており良く見ると面白い。世界的にも有名らしく観光客もけっこう多かった。大仏と言うと、奈良や鎌倉の大きい物を想像してしまうが、ここは大仏ではなくあくまでも石仏。数で勝負という感じかな?ぐるーっと奇麗な周遊コースになっているので悪くないです。ざっーと30分程見学して臼杵を後にすることに。

石仏も良いけど・・・やはり佐賀関である。とうとう憧れの佐賀関の港にやってきました。パパ憧れの地です。もう〜ここ佐賀関はわざわざ説明する必要などないと思いますが、あの全国で1番有名なブランド魚「関あじ&関サバ」のふるさとであります。彼等はこの佐賀関漁業組合の港にあげられます。いやぁ〜この港に到着しただけで興奮してしまっているパパ・・・大丈夫かな?早速、あの美味しいと有名な佐賀関漁業組合直営店の「関の漁場」へ直行!当然ではあるがオーダー出てから生け簀からすくわれ捌かれるため少々時間がかかるのと、漁業組合直営で間違いない鮮度抜群の関もの(地元では佐賀関であげられる活魚を関ものと呼ぶ)を食わしてくれることで有名なために、いつも大混雑と聞いて来たが、運良くすぐに席につけることに。ラッキーである。

迷った末に、まずは関サバの姿造りを注文。関ものは市場にて「面買い」といって、生け簀の外から外見のみを見て買うという習慣があり、この直営店でも生け簀からすくったものがどのくらいの重さか?によって値段が違う。一応\4000〜とのことであったが我がテーブルにあらわれた関サバ様はかなりの大物!う〜んこれはかなり高いかな?とちょっとドキドキしていたが、この立派な関サバちゃんがなんと\4500!う〜ん十分安い。ホントすごいボリュームだ。結局ママと子供たちは各々ご飯を追加し、パパが関あじ定食を追加して皆でその関あじもつっついた。大食漢の真優ちゃんもパパの関あじ定食に興味津々のようだ。

いやぁ〜それにしてもこの関サバの美味いこと!今まで食べて来た関サバって何だったんだろうか?ホントまるで違う。とにかく関ものの売りである歯ごたえがまるで違うのである。ホント最高である。美味すぎる。大分側の佐賀関と愛媛側の佐田岬によって狭められた豊予海峡の豊後水道は、流れが速いことで知られており急流に育まれ引き締まった関ものの味の良さ、歯ごたえは絶品と評されている。なるほどその名に恥じぬ素晴らしい逸品でした。良太くんはともかく幼児の菜優真優コンビまで大満足とは恐れ入った。

くわえて、これまたイメージががらっと一新したのが関あじ(上中写真の下があじ刺し)である。本場で食べた関あじの身の引き締まりと歯ごたえ、美味さ・・・予想をはるかに超越し、あじの概念を思いっきり壊してくれました。関サバ以上にこの関あじの美味さには驚かされました。個人的にはサバ派だったのですが順位付けはもぉ〜無理です。両者に軍配って感じです。ホント関もの好きの方1度はここ佐賀関でご賞味下さい。やはり関もののふるさとは違います!思いっきり大満足した後は、我が家恒例の菜優ちゃん&良太くんの姿造りボディチェック。まだピチピチ生きている彼等にいつも興味津々。折角究極の味を堪能させて頂いたのに関サバ様ご免なさい。今日は眼と口がターゲットとなってしまったようです。繰り返しますが、ホント豊後の幸最高!

佐賀関にてパパママの欲求が満たされたので、今度は子供たちの時間です。猿山として有名な大分の高崎山の真ん前にオープンしたアクアアミューズメント「うみたまご」へ。まだ昨年かな?オープンしたばかりなのでホント奇麗な水族館である。エイやサメなど数もすごいし、池袋サンシャイン水族館などでビニルの特殊な水槽で見なれたマンボウが、一般大水槽で見られるのも何故か楽しい。地元だけあってここには大分の誇るブランド魚の関サバ、関アジ、城下カレイの水槽展示があった。やはり黄金色に輝くブランド魚はホント綺麗でした。皆その水槽で立ち止まり「おいしそう・・・?」だって恐い恐い。

動物好きの菜優ちゃんは当然水族館でも大ハッスル!もう〜大はしゃぎである。ようやくファミリーそろって太刀魚水槽の前で記念写真!太刀魚って食べるけど、案外泳いでいる姿見るの珍しいかも?これがまたまさに日本刀って感じでキラッと綺麗で見とれてしまった。うみたまごには水槽以外にも子供たちが遊べるスペースがいっぱいある。特に館内の真ん中にある体験&プレイスポットは遊びのスペースだ。鯨の口と同サイズのモニュメントや魚の魚眼レンズの体験や貝殻のモニュメントそれに滑り台等の遊び場などなど子供たちの笑い声でいっぱい。

当然我が家の3匹のキッズたちも真っ先に遊びに出発!しばらく離れようとしない。こういった展示だけでなく、少し身体を動かせるスペースあると確かに子供たちには良いのかもしれない。続いてコースは海獣エリアへ。まずは菜優ちゃんだ〜い好きのアザラシやトドたちのエリア。大きな水槽の中を悠々と泳ぐトドの子供たちはサービス精神旺盛で菜優ちゃんもご機嫌。お次はラッコのコーナー。5頭いるラッコのうち4頭が水からあがり何故か?菜優ちゃんのところへ。これには菜優ちゃん超ご機嫌モードへ。もう地べたに座ってけらけらと大笑い。小刻みな動きが面白くてたまらないようだ。

寒〜い館外ではアザラシたちの芸の練習風景を間近で見学できる。その中の何頭かはロープ内からこちら側まで出て来てくれて得意の演技を見せてくれる。もう〜触れる距離。良太なんか何度も手を出してアザラシにボディタッチ成功。こんなの案外あるようでないサービスですよね。その他にも通常は、イソギンチャクやヒトデなどのタッチエリアは良くあるが、ここではかなり大きくグロテスクなナマコがいっぱい!ちょっと無気味で人気がない。それどころか人気なのが10匹以上が遊泳しているエイを直接タッチできるコーナーが子供も大人にも大人気!この浅いプールには小さめだがサメも泳いでいる。サメは早くてギリギリで逃げられてしまうが、エイはけっこう簡単にタッチできる。実はパパも良太くんもエイのタッチは初体験。感触はぬるぬるのゼラチン感触だそうです。あまり感触は良くないようです。それでもおっかなびっくり挑戦した良太くんタッチ成功にかなり嬉しそう。夕方までうみたまごでEnjoyして帰路へ。帰りは湯布院〜日田エリアですごい吹雪状態。パパ雪の1人運転ですが、臼杵ふぐに関サバ&関アジと思いどおりの美味しいもん食べれたものでご機嫌モードはお家まで続きました。いやぁ〜それにしても豊後水道の幸は最高でした。来冬もこのコースで来たいものです。パパママの頭の中はすでに初夏の城下カレイでいっぱいのようでしたが・・・。

臼杵ふぐ http://www.usuki-fugu.com/index.html

料亭御宿 春光園 http://www.usuki-fugu.com/tennpo/syunkouen/syunkouen.html

全国の漁業直営店 http://www3.jf-net.ne.jp/sea_fish/tyokubai/tyokubai.html

臼杵石仏 http://www.oita.isp.ntt-west.co.jp/emati/sekibutu/sekibutu.html

ハーモニ−ランド http://www.sanrio.co.jp/harmony/welcome.html

大分マリーンパレス水族館うみたまご http://www.umitamago.jp/

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