やってみよう!熱帯魚&Aquarium
熱帯魚飼育は皆さんが想像しているよりすごく簡単です。例えばうちのように犬を飼っていますが、犬に比べれば数段楽です。毎日の世話といえば一日2回の餌あげくらいで、あとは週に1回か2週に1回の水換えだけです。ここではスタートする準備になるよう必要事項やアドバイスを偉そうに書いてありますので参考にして下さい。詳しくはショップの人に(親切な店を選びましょう。初心者に対して偉そうに話すような店は必ず敬遠しましょう。)アドバイスを。
AQUARIUM(熱帯魚飼育)に必要なもの あると便利なもの |
水槽について
まず大きな間違いの1つが「最初だから小さな水槽から始めてみよう。」です。これは全く逆で大自然の環境を小さな水槽の中に閉じ込め再現するわけですから、容量が大きければ大きい程飼育は間違いなく楽で確実です。よって、初心者は最低でも60cm水槽から(横幅60cm,奥行30cmが熱帯魚飼育のスタンダードです)をお勧めします。どのショップにもこのサイズは必ずあります。熱帯魚飼育は最初が肝心です。私も60cmから始め、今は90cmです。30や40、45cmのものはかなり腕をあげてからでもやっかいでした。
フィルターについて
フィルターとは水槽内のゴミや浮遊物を物理的に除去するものと、食べ残しや糞など有害なものを比較的無害なものへ化学的にろ過するものと2通りがあり、そのために各種フィルターが用意されています。お勧めは断然私も使用している外部フィルター(写真参照/これは3セット分です)で音が静かで能力も抜群です。デメリットは高価(セットで1〜2万円くらいから)、外置きのためスペースが必要なことです。2番目のお勧めは上部フィルターです。これは水槽の上に置くので水槽とのセット販売が多いです。取り扱いが簡単で能力もGOOD,デメリットは水を吸い上げて落とすため音が多少でます。私もスタ−トは上部でした。
日常メンテナンス
写真のとおり水槽からホースで吸い出します。通常60cmは60L弱なのでその1/3の水換えは20Lです。これはだいたいバケツ一杯分です。私は量が多いので庭の流し場まで直接流しちゃいます。この時にスポンジでガラス面のこけを拭き取ります。次にバケツに約25℃の水を用意し、中和剤と保護剤を各々適量入れ、かき回します。そして水槽に入れるだけです。ちなみに私は水道から水槽に直接入れてから液を入れてやります。水槽が大きいこともありますが、このぐらいラフでもへっちゃらなんですよ。たったこれだけです。月に1度くらいフィルターの掃除(とったバケツの中で水洗い)すれば完璧です。こんなラフなやり方でも最も難しいといわれている魚たちの飼育が可能なのです。
飼育のアドバイス
ショップでこの魚は易しいだ、難しいだと言われますが関係ありません。要はフィルター内のバクテリアがどれだけ定着させられるか?それだけです。よって、市販のバクテリアを水交換ごとに追加して安定させることが全てです。特に立ち上げの三ヶ月はバクテリアが繁殖中ですのでポイントです。ここを乗り切ればあとは非常に楽になります。これにはなるべく砂利をあつくしてバクテリアをより多く定着させる努力もしましょう。すべて根気よく水換えさえすれば時間が解決してくれます。がんばりましょう。私はバイコム78という市販のバクテリアを使用中です。又、初心者はろ過不足からアンモニア(魚の最大の敵)が増加し大ピンチに直面することも多いと思いますが、経験上、液体活性炭が有効だと思います。他にもアンモニアを即消去する市販製品がありますので準備しておくと何かと便利です。
魚も病気になります
魚も病気になります。死に直結するものや簡単に治療できるもの等様々です。だれでも経験するもんのに白点病、ひれ腐れ病、などがあります。これらは治療可能ですので最初に薬を用意しておきましょう。ショップの人に相談すれば一通り薦めてもらえます。2〜3種は必要かも?ちなみに私はアマゾングリーン、マラカイトヒコサン、グリーンFゴールド、エルバージュ、パラザンD、そして食用薬パラキソリンFを準備してあります。又、水草を入れてなければ粗塩の併用がききます。病気にならないことがBESTですが、初期でしたら治療も可能ですのでがんばりましょう。
さー始めましょう!
ショップのアドバイスを良く聞き、参考の市販書1冊くらい用意してさーはじめてみましょう。1式購入するとグレードにもよりますが1,5〜3万円くらいかかりますが、始めが肝心覚悟を決めてそれなりのものを購入しましょう。あとはあなたのアクアリウムの世界です。色とりどりの熱帯魚を飼育しましょう。但し、立ち上がりが難しいので最初は5匹くらいからにして、じっくりろ過能力をつけて3ヶ月後から好みの魚をいれていってあげましょう。我慢が重要。又、乱雑に種類を増やすより1〜3種くらいを多く飼うほうがきれいですよ。購入した魚はビニル袋に入っていますのでそのまま水槽に浮かべ、まず水温に慣らします。その後30分ごとに少しずつ袋に水槽の水を入れてやり、水質を合わせてやります。私は約3〜5時間かけてから水槽に放します。レッドとブルーのラインが鮮やかなネオンテトラやカージナルテトラ、真っ赤な鯉の仲間ラスボラ、宝石みたいなグッピー、そしてなまずの仲間のコリドラス、エンゼルフィッシュやアピストならばアガシジ、トリファ、ナイス二−、ボレリ−、そして仲間のラミレジ−など初心者向きといわれている種の方が派手で美しいのでぜひトライしてみて下さい。
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カージナルテトラとラミレジ− |
コリドラス・ステルバイ |