我が家ののエンゼルフィッシュたち!
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皆さんの中で、エンゼルフィッシュの名を聞いたことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか?熱帯魚の中で3大人気種と言われているのが、グッピー、ネオンテトラ、そしてエンゼルフィッシュです。グッピー、ネオンテトラは共に3cmほどの小さな魚ですが、エンゼルフィッシュはどのくらいの大きさだか知っていますか?だいたいの姿のみで詳しくは知らないのではないですか?特に、国内ばかりか世界中でブリーディングされた様々なエンゼルが店頭に並んでいますが、それらの原種となるブラジルやペルーのアマゾン流域に生育するワイルドエンゼルはマニア心をくすぐり、そしてもっとも美しく、華麗で、難しい魚であるのです。30cmをこすそのボディと長いヒレとゴールドとクロのストライプはディスカスと並び、熱帯魚の王様として君臨しているのです。先に述べたワイルドエンゼルは大きくわけて3種類いて、飼育が非常に簡単でブリードエンゼルの元となったスカラレエンゼル、エンゼルの中のエンゼルといわれるほどの代表格でマニア泣かせで数ある熱帯魚の中で最も飼育が難しい魚アルタムエンゼル、輸入量が極めて少なく最近まで幻の第3エンゼルと言われてきたデュメリリエンゼルとがいます。特に後記2種はマニア憧れの代表魚として以前より君臨してきました。ここでは、うちにいますその2種、アルタムとデュメリリを紹介します。 |
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うちのアルタムとデュメリリです。シルエットの違いわかりますか? |
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アルタムエンゼル これぞエンゼル。一番大きくなり、縦に約30cmほどになります。もっと深い水槽で飼育すればもっとデカくなると思います。その分スタイルは熱帯魚中最高。特徴の口先の形状(ちょこっと飛び出る)とブラウンとゴールド、シルバーに加え頭部に入るレッドスポットが微妙な美しさを演出します。かつて、「アルタムの購入により水槽内の魚が全滅になった。」ということが当たり前なほど導入が異常に難しく、それでこそ水槽内にその優雅な姿があることがマニアの誇りだった時代がつい最近まで続いてきました。繁殖はこれ又難しく成功はまだ数例です。最近ようやくドイツよりブリードものが輸入されるようになりました。いろいろと試行錯誤をくり返し、今ではようやく状態のよいアルタムを店頭で見ることができるようになり嬉しく思います。ですがヒレが少しでも痛んでいる固体は絶対に購入はさけて下さい。 |
デュメリリエンゼル またの名前をブラジリアンエンゼルとも言います。かつて全くといっていいほど入荷がなく、まさに未知の魚として、多くのマニアが待ち焦がれていました。数年前より少量の入荷があり、ようやく幻のエンゼルが姿をあらわしたわけですが、当初この魚の姿が滑稽で、頭部から口先にかけて丸く大きく尖るそのシルエットだけに注目されていましたが、なんのエンゼルフィッシュの中で最も派手で美しかったから驚きです。背ビれ下に入るトレードマークの黒点から頭部にかけてのエンジ色と目わきと腹ビレのブルーメタリック、そして各ヒレの赤と写真では分かりにくく残念ですが、本当に大満足のエンゼルでした。体長も3種の中では一番小さく、飼いやすいためより多く広まることを期待します。 幸い国内ブリード物が店頭に並び出したそうですので、ぜひトライしてみて下さい。 |
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うちのデュメリリちゃんたちは現在アツアツカップルが1組いまして、写真のようにペアーで一生懸命葉っぱを掃除しております。これは数日後にここに産卵する準備で、楽しみです。シクリッド種(エンゼルやアピストやディスカス等)はこのペアーのアツアツぶりを見れるのがかわいくて本当にいいものです。 |