パパのこだわり靴の部屋 その3!
Allen Edmonds (アレン・エドモンズ)
アレン・エドモンズ / 1635 Strand(アメリカ)
ラスト65/ウィズE/Goodyear製法 紳士靴と言えば、英国、イタリア、そして忘れてはならないのが米国だ。米国靴と言えば無骨だけど実用度満点!セレブ御用達の「オールデン」が代表格だが、自分にとっての米国代表はぶっちぎりで「アレンエドモンズ」だ。「世界で最も豪華で履き心地の良い靴を作りたい」がモットーのこれぞっ米国靴と言われる硬派な靴メーカーだ。「Park Avenue」や「Fifth Avenue」など定番靴を持ち合わせているが、自分的には「Strand(ストランド)」だ!このセミブローグの美しいこと。これぞアメリカンだ。カラーはもちろん大好きなウォールナット。 |
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アレン・エドモンズは「360度グッドイヤーウェルト製法」と言われる製法がウリで、靴の「前部」だけでなく、「全部」がグッドイヤーウェルト製法なのだ。かかと部分までこの製法で作られているので、長時間の歩行に向いていると言われている。更に釘やスチールシャンクを一切使わずに、中底にコルクを全面に使うのがアレン・エドモンズの手法だ。おいおい、噂に違わぬ履き心地だ。履いただけで独特の中底のコルク感が伝わってくる。色々と履いてきたからこそわかる!これは素晴らしい。馴染むという言葉が1番合うのかもしれない。足にしっくりと沈んで馴染んでいくのがわかるのだ。更に踵のソールも太い。歩き易さと言えばどうだろう?自分的には断トツ!見た目はえらく無骨だが、この履き心地見た目とはちょっと違う。まず土踏まず辺りはえらく細い。ぐーっと閉まってフィット感強だ。だが、指先は余裕があってグーパーが出来るほど。まさに機能的だ。 |
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しかし、このクラシックさ・・・いいよねぇ〜。最近ここまでずばりラウンドトゥーって見なくなったもんね。このぼてっとしたずんぐりむっくりなシルエット・・・繰り返すがまさにクラシカルだ。欧州のロングノーズデザインもいいが、1足はこんな堅物靴持っていたいですよねぇ〜。アメリカの歴代大統領に愛されたことで知られるアレンエドモンズ。大統領就任式&初登庁で履く靴と言われているんだよねぇ〜。ジョン・F・ケネディ、ジョージ・ブッシュ、ビル・クリントン、バラク・オバマ・・・皆そうだ。1度足を入れれば英国&欧州靴にはない良さがじーんと伝わってくる。う〜ん、お気に入り靴がまた増えた。満足! Allen Edmonds http://www.allenedmonds.com/shoes/ |
Santoni(サントーニ)
サントーニ / 11216(イタリア) ラスト不明/ウィズF/マッケイ製法 紳士靴を語る上でイタリアも外せない国だ。クラシカルな英国靴や無骨だが機能的な米国靴らに相反するお洒落な靴?と言われるのがイタリア靴だ。手染めでカラフルでビビットな色合いや個性的な素材を使ったりととにかく個性抜群で多種多様。まさしく伊達男?ちょいワルオヤジ?たちの靴だ。そんなイタリアには人気ブランドが数多く存在するが、その代表格が「サントーニ」だ。サントーニはマッケイ製法を基本として、靴にあわせて製法をかえるという器用な上、それだけの技術力を兼ね備えている。特にサントーニのマッケイ製法はサントーニブレークと呼ばれ特別な履き心地を産み出すことで知られている。とにかく柔らかいのひと言だ。 |
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サントーニのもう1つの特長でもあるのがハンドペイント。妖艶なカラーリングというか?まさに手塗りの素晴らしさは一目瞭然。ホントはブラウン系の靴を探していたのだが、この靴の最近流行のロングノーズデザインに惚れ込んでしまい思わず衝動買い!!あぁ〜色物は次回までお預けだ。しかし、単なる定番の黒革靴だがイタものはちょっと違いますよねぇ〜。更に自分的には珍しく外羽根式を選択。外羽式とは甲より前の部分に、鳩目の部分が乗っかっている状態の紐靴を言う。ちなみに先のC&Jやカルミナ、アレンの靴はどちらも内羽式だ。外羽でありながらこれだけエレガントにつくり込むってのは流石サントーニだ。 | |
しかし、サントーニ最近人気急上昇にあわせて価格も急騰?輸入元が変わったせいだとか?2014年の人気深夜番組「俺のダンディズム」でジョンロブ、オールデンとあわせて究極の3足として紹介されたことも影響しているのかな?しかし、繰り返すが、エレガントな細身ラインだよねぇ〜。ところが実際はFウィッズでやや太め&大きめ。だから履き易い。今後ピカピカの「ハイシャイン(鏡面仕上げ)」に仕上げてよりエレガントな逸品にさせてみたいものだ。個人的にはやはりイタもん好きだなぁ〜。文句なくかっこいい! Santoni http://santonishoes.com/jp |
FRANCO LIONE(フランコ リオーネ)
フランコ リオーネ / 173123F(イタリア) ラスト不明/ウィズF/マッケイ製法 イタリアの紳士アパレルメーカーの「フランコ・リオーネ」の靴は、いい靴を履きたいけど5万円以下に抑えたい・・・という方にお薦めだ。ちょっと上質な皮は柔らかい履き心地を提供してくれるし、Fウィズのため甲高幅広の日本人の足にもあう。更にエレガントなイタリアデザインも味わえて一石二鳥だ。特に、このダブルモンクストラップなんかは格好良くていいのでは? |
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しかし、イタリアンデザインってのはホント洒落ているよね。たかがブローグ(穴飾り)のデザインだが、細かい懲りようは流石だ。英&米国靴の重厚感もいいが、伊靴のエレガンス感もいいよねぇ〜。マッケイ製法による柔らかい履き心地も申し分ない。コスパ的にも秀逸なのでリーガルやスコッチグレインなど国産靴に飽きたかな?という方にはホントおススメだ。しかし、イタリアンテーストって好きだなぁ〜。流石だ。 FrancoLeone http://www.francoleone.com/index.php |
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ちなみに我が家のモンクストラップたち勢揃い。同じモンクストラップでもダブル、シングル、サイドで雰囲気が違ってくる。更に、プレーン、メダリオン、ストレートそしてカラーで思いっきり悩んで欲しいものだ。元々は修道士の靴だったモンクストラップだが、お洒落度はNo1!もちろん、個人的には黒or茶に関係なく1足目はダブルがおススメだけどね。 |