パパのこだわり靴の部屋 その1!
JOHN LOBB (ジョンロブ)
ジョンロブ / Chapel チャペル(イギリス) ラスト8000/ウイズE/Goodyear製法 どの世界にも最高峰の存在があるものだ。紳士靴の世界でいえば誰もが認めるご存じKing of Shoes!こと「ジョンロブ」だろう。靴好きと言えば、やはりいつかはジョンロブ・・・っての本音だ。でも、20万円オ−バーってなかなか躊躇しちゃう・・・でも靴はケアしていけば長〜い付き合いにある。ちょっと高めのスーツ2着分と思えば納得できる。数あるキャンプグッズの中から出番が減ったお宝ものをいくつか手放し資金つくりし、ようやく自分も満を持してジョンロブをゲットだ! |
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自分の中で、ジョンロブと言えば迷わず「チャペル」!もう〜これしかない、いつかは絶対履くと決めていた。う〜ん、小さいが夢1つ叶ったって感じだ。ダブルモンク大好きだが、自分的には世のダブルモンクの中で、最も洒落ているっとずーっと憧れてきたものだ。チャペルには黒とちょっとワインぽいプラム、そしてこの濃茶のピューターの3色展開だが、自分的にはこの濃茶は持っていないので迷わずピューターをチョイス。 |
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エルメスグループだからこぞ最高級の革にこだわる。これぞっ代名詞のミュージアムカーフだ。この色合い最高だよね。渋恰好いい!ラストはご存じ#8000。シャープなシルエットだがEワイズのせいか?意外と太め。更に踵が薄いのが特長だ。ジョンロブの中でも最高峰のプレステージラインの1つがこのチャペル。普通の革靴には踵にバックステイなど皮のつなぎ目があるはずだが、この靴にはそれがない。 | |
実は、プレステージラインはストラップを含むアッパー全てを1枚の革でつくっているのだ。たった1枚だよ。この技術たるやすごいよねぇ〜。反面なるべく無駄なく切り抜きつなぎあわせるのが普通なだけに、プレスタージラインだからこそ無駄な革も生じているはずで究極の贅沢靴ともいえる。だからこそ、このこだわりの逸品と賞賛されるのだ。うん、繰り返すがデザインはやはり1番好きだなぁ〜。オンオフどちらでも完璧だもんね。 |
GAZIANO&GIRLING (ガジアーノ&ガーリング)
ガジアーノ&ガーリング / WESTBURY ウエストバレー(イギリス) ラストTG73/ウイズE/Goodyear製法 最高峰の英国紳士靴メーカーの1つ「ガジアーノ&ガーリング」の靴だ!とりあえず、そんなブランド知らないと言う方も多いだろう?未だ創業してたったの10年程というメーカーなのに、今や歴史あるブランドたちを凌ぐ存在となりつつある。それくらい靴好きにとっては涎水のブランドとして人気を誇っている憧れの革靴だ。 |
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そんなガジアーノ&ガーリングの中で、自分がチョイスしたのがえ〜らくエレガントな「WESTBURY (ウエストバレー)」だ。まずは見てよ、このカラー!ガジガリ自慢の「VINTAGE RIOJA CARF」は何とも言えない妖婉さが素晴らしい。思わず見とれてしまう・・・すごい存在感だもんね。そして、ガジ&ガリを語る上で、外せないのがこのソールだ。 |
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半カラス仕上げのフィドルバックはすでにガジ&ガリの代名詞ともなっている。これっホントに既成靴?まるでビスポーク(オーダー靴)だ。ホントあまりの美しさにしばし見とれてしまう・・・。10万円以上する高級靴もソールは平らだよね。既成靴はそれが当たり前だ。ビスポーク靴のような仕上げはもちろん見た目だけではない、この立体的なつくりは実に足裏にフィットするのだ。特に土踏まずのカーブにぴったりと沿ってきて、他では味わえない履き心地をうみだしてくれる。いやぁ〜10分程歩いただけでその違いははっきり!まさに履いてみてこそガジ&ガリの魅力がわかるというものだ。 | |
そして、このスキッとしたスクエアトゥもカッコいいよねぇ〜。英国靴と言えばラウンドトゥというイメージを勝手に持っていたが、ここガジ&ガリの代名詞とも言えるラストTG73のこのスクエアトゥは全体的なシャープさと相まって実に美しい。更に、レースステイ(靴紐周りのパーツ)にハンドによるスキンステッチの職人技は特筆レベル!いやぁ〜流石ガジ&ガリだ!まいりました。英国靴にはご存じジョンロブやエドワードグリーンなど高級靴ブランドはいくつもある。そんな中、このガジアーノ&ガーリングを秀逸とする方急増。それを裏付けるだけの超実力靴だった。確かに履き比べてみると、履き心地はジョンロブを上回る。今後眼が離せないメーカーだ。 Crockett&Jones http://www.crockettandjones.com |
Crockett & Jones (クロケット&ジョーンズ)
クロケット&ジョーンズ / 9796 Albany(イギリス)
ラスト337/ウイズD/Goodyear製法 紳士靴を語る上で忘れてはならないのが紳士の国とも言われる英国だ。ジョン・ロブやエドワード・グリーン、チャーチなどセレブ御用達の高級靴ブランドが群雄割拠しているのはご存じだろう。格式と伝統そして質実剛健な英国靴の中、自分的には英国代表は「クロケット&ジョーンズ」だ。英国靴の聖地とも言われるノーサンプトンに1879年に創業したクロケット&ジョーンズも今や最も人気のある老舗靴メーカーの1つと言える。まずはクロケット&Jを履いてみたい!と自分も若い頃憧れていたものだ。 |
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そんなクロケット&Jにはメインコレクションとハンドメイドコレクションの2グレードの設定がある。使用する素材や、製造工程にさらに手間を加えたハンドメイドを迷わず選択だ(高いんだけねぇ〜)。更に数多いラスト(木型)の中でも名作と呼ばれるラスト337が憧れの的!っということで出会ったのがこの「Albny(アルバニー)」だ。ラスト、カラーはじめ自分の求めている要素全てを兼ね備えている逸品だ。ちょっと丸みを帯びたスクエアトゥの面構えもいいっ! |
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そして細いシルエットも美しい。何せ初めてのDウィズ・・・だけどいざっ履いてみるとそこまで細くなくまさに我が足にフィット!自分は足が小さい上に踵がえらく細いのだがバッチリだ。なるほどこれは素晴らしい。流石踵部が細いと言われる名作ラスト337だ。しかし、このクラスのクオリティーになるとまるで世界が違いますねぇ〜。毎度NewShoesを購入する度に靴擦れで泣きを見てきた自分だが、いきなりしっくりと馴染んでしまうなんて夢のようだ。更にもう少し履き込めばグッドイヤー製法独特の厚めのソールの恩恵だろうか?無類の履き心地感をもたらせてくれる。なるほど、これは大事に長く付き合いたいと思わせてくれる逸品だ。繰り返すがさすが名作ラスト337だ。これぞ万人受けラストと言えるのでしょうねぇ〜。 Crockett&Jones http://www.crockettandjones.com |